ロア・ジャパンの充電器レビュー

r1.jpg

オークションで「RICOH R10 ブラウン 」を落札したのだが、充電器が付属していなかったので購入する必要に迫られた。しかし型遅れの落札価格2000円程度のカメラにそれ以上の価格の純正品を買うのもどうかと思うし、社外製の安全性も気になるところで結局「ロア・ジャパン」の物を購入した。

“ロア・ジャパンの充電器レビュー” の続きを読む

ロア・ジャパンのバッテリーは10年使ってトラブルなし

c1.jpg

 最近ではバッテリーの持ちも良くなって一度充電したら数百枚撮影できるのであまり要らない気もするが、やはりあると便利、安心なのが予備バッテリー。しかし純正の価格を見るとこんなに高いのか?と感じるかもしれない、そこで互換バッテリー。

“ロア・ジャパンのバッテリーは10年使ってトラブルなし” の続きを読む

標準ズーム1本で旅に出よう

18mm.jpg

 一眼デジカメの多くの機種には「標準ズームキット」がラインナップされている。比較的良く使う標準域のズームレンズがセットになって、単体で買うより少しお得になっている。今回はその標準ズーム1本で旅行記を作ってみた。レンズの追加購入も一眼デジカメの楽しみだし、レンズ交換をしてこそ性能を発揮していると言えるが、まずは第一歩の標準ズームを使いこなしてみよう。

18mm.jpg

18mm(27mm)

 Pちゃんと虹の郷に来た、まずはエントランスで記念撮影だ。建物と青空が入るようめいいっぱいの広角18mmで撮影。

24mm.jpg

24mm(36mm)

 今回のお目当てはこのロムニー鉄道だ。機関車がめいいっぱい入る所でフレーミング。24mm位の画角だとドールとそれほど離れなくても機関車全身が入る。またこれ位の画角なら広角独特の歪みも少ない。

28mm.jpg

28mm(42mm)

 機関士さんの心遣いで運転室を撮影させてもらった。「火室もどうですか?」と開けてくれたがぐずぐずフレーミングしては迷惑だろう。気に入った構図になる様にズーミングしてすばやく撮影。磨かれた金属の機器が美しい。

22mm.jpg

22mm(33mm)

 機関車は無事出発、客車内で膝の上付近にいるドール撮影にはこの位の画角が丁度良いようだ。初めて見る蒸気機関車にPちゃんも楽しそう。

24mm2.jpg

24mm(36mm)

 Pちゃんを待たせて鉄ヲタタイム。鉄道は安全を考えると撮影できる場所でしか撮影できない。フレーミングにはズームが威力を発揮する。奥の紅葉も入れたかったので24mmで通り過ぎる機関車を撮影した。

18mm2.jpg

18mm(27mm)

 虹の郷にはミニ蒸気機関車の博物館もあり、園内で活躍している機関車を間近で見ることが出来る。18mmで機関庫内をいっぱい入れて撮影。

48mm.jpg

48mm(72mm)

 同じ庫内でも遠くの機関車を大きく写すにはズームが威力を発揮する。ズームリングを一気に48mmまでまわして、お目当ての機関車をアップで撮影。

35mm.jpg

35mm(52.5mm)

 少し疲れたので休憩できる場所を探していたら日本の古い民家のような建物が並んだ一角を発見。折角なのでバックに一枚撮影。35mmは換算で52.5mmとなり、丁度標準レンズと同じ画角となる。見た目にも遠近感が自然で安心して見られる写真だ。

55mm.jpg

55mm(82.5mm)

 虹の郷を出て帰りは、伊豆箱根鉄道の駅めぐりをしてみた。牧之郷駅にいると特急「踊り子」が通過、めいいっぱい望遠の55mmで撮影してみた。望遠は遠くの物を引き付ける効果があるので奥の特急電車も存在感を示している。

18mm3.jpg

18mm(27mm)

 大仁駅ではクラシカルなホームの雰囲気が気に入り、めいいっぱいホームの雰囲気を入れられる18mmで撮影した。

30mm.jpg

30mm(45mm)

 同じく大仁駅で下り電車に遭遇、標準レンズに近い画角なので描写は自然だ。

18mm4.jpg

18mm(27mm)

 原木駅付近の風景、広さを表現する為に18mmで撮影。

20mm.jpg

20mm(30mm)

 一日ゆっくり遊びながら三島駅に戻ってくるともう暗くなっていた。ホーム先端で記念撮影。画角は20mm位が丁度良さそうだ。Pちゃんもお疲れ様でした。

※ 今回の写真は「Nikon D5000 」+「Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR 」で撮影しています。最新の機種によるレンズキットは下のセットになります。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D5300 18-55mm VR II レンズキット ブラック 2400万画素 3.2型液晶 D5300LK18-55VR2BK
Nikon デジタル一眼レフカメラ D5300 18-55mm VR II レンズキット ブラック 2400万画素 3.2型液晶 D5300LK18-55VR2BK
ニコン 2014-02-06
売り上げランキング : 624

Amazonで詳しく見るby G-Tools

Nikon デジタル一眼レフカメラ D3300 18-55 VR IIレンズキット ブラック D3300LKBK Nikon デジタル一眼レフカメラ D3300 ダブルズームキット ブラック D3300WZBK Kenko 液晶保護フィルム 液晶プロテクター Nikon デジタル一眼レフカメラ D5300用 KLP-ND5300 SIGMA 広角ズームレンズ 10-20mm F3.5 EX DC HSM キヤノン用 APS-C専用 Nikon ニュートラルカラー NC 52mm

1/3ドール撮影時に多用する画角を集計してみた

w1.jpg

 1/3サイズのドールを撮影するときどんな画角を多用するのだろうか、あくまでも私の使い方だがちょっと集計してみた。200枚以上を集計してみたところAPS-Cサイズで12mm、18mm、24mm、28mmといった画角が多かった。フルサイズの画角でいうと24~50mmといったところ。

Q 1/4 APS フル 枚数
3.3
9 12 18 37
4.2 11 15 23 10
4.9 14 18 27 94
5.5 15 20 30 7
6.5 18 24 36 45
7.6 21 28 42 36
9.6 27 35 53 7
13.6 37 50 75 9
19.0
53 70 105 2
24.5 68 90 135 4
28.7 79 105 158 2
36.9 102 135 203 3
54.5 150 200 300 3

 今回は6月に富山に行き城端、富山ライトレールを撮影した写真200枚超を集計してみた。APS-CサイズのNikon D300 を使用して撮影したので上の表の黄色の画角で撮影したことになる。ズーム使用なので付近の画角は近似値の所でカウントしている。PENTAX-Q、フォーサーズ、フルサイズの数値はそれぞれ換算した概算値を入れてある。

 18~28の画角が突出しているのは片手にドール、片手にカメラでスナップする際に多用する画角だからだ。それ以外に12mmが多いのは多くの情報が入る超広角が好きな私の好みかもしれない。大半の写真が標準ズームの画角18~55mmの中に入っている。但し多用する画角でしか撮影しないと面白みが無いので135mm、200mmといった望遠を使用している写真もある。

w1.jpg

12mm 多くの情報が入り開放感のある写真になる。しかし標準ズームの画角から外れるので新たな出費が必要になる。

w2.jpg

18mm 標準ズームの広角側。広角独特の開放感や多くの情報が入るメリットを享受できる画角。また片手にドール&片手カメラでも使用できる画角。

w3.jpg

35mm 換算で標準50mmとなる画角だ。片手ドール&片手カメラで撮影する限界、これ以上望遠系になるとドールが入らなくなる。ズームでも背景がそこそこボケるので一眼デジカメで撮影した「主題のはっきりした」写真を撮影できる。

w4.jpg

135mm これも標準ズームの範囲の守備範囲を超えているが背景を思いっきりぼかしたくて使ってみた。

 カメラを使っていくとレンズを買い足す楽しみも出てくると思うが、まずは色々重宝する標準ズームを買って、それから広角域のズーム、単焦点レンズ、マクロ等と買い揃えていくといいだろう。

■ 主な標準ズームレンズ

Q PENTAX 標準ズームレンズ 02 STANDARDZOOM Qマウント 22077
PENTAX 標準ズームレンズ 02 STANDARDZOOM Qマウント 22077
1/4 OLYMPUS 標準ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R シルバー
OLYMPUS 標準ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R シルバー
APS-C Nikon 標準ズームレンズ AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR ニコンDXフォーマット専用
Nikon 標準ズームレンズ AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR ニコンDXフォーマット専用
Canon 標準ズームレンズ EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM APS-C対応
Canon 標準ズームレンズ EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM APS-C対応
FULL Nikon 標準ズームレンズ Ai AF NIKKOR 24-85mm f/2.8-4D IF フルサイズ対応
Nikon 標準ズームレンズ Ai AF NIKKOR 24-85mm f/2.8-4D IF フルサイズ対応
Canon 標準ズームレンズ EF24-105mm F3.5-.5.6 IS STM フルサイズ対応 EF24-105ISSTM
Canon 標準ズームレンズ EF24-105mm F3.5-.5.6 IS STM フルサイズ対応 EF24-105ISSTM
SONY Eマウント交換レンズ FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS
SONY Eマウント交換レンズ FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS

その他標準ズームはこちら

デジタル一眼レフ 交換レンズ完全ガイド 2014年度版 (インプレスムック DCM MOOK)
デジタル一眼レフ  交換レンズ完全ガイド  2014年度版 (インプレスムック DCM MOOK) 赤城 耕一 田中 希美男 中井 精也 魚住 誠一 高橋 良輔

インプレスジャパン 2013-11-27
売り上げランキング : 113565

Amazonで詳しく見るby G-Tools

デジタルカメラマガジン 2014年5月号 デジタル一眼交換レンズ大事典 改訂版 (Gakken Camera Mook) デジタルカメラマガジン 2014年2月号 カメラマン 2014年 06月号 [雑誌] デジタルカメラマガジン 2014年7月号

ストラップの縛り方(Nikon縛り)

s2.jpg

 ストラップはカメラを肩に掛けたり落下防止に大いに役立つアクセサリーだ。実はこのストラップの縛り方、NikonとCanonでは取扱説明書に書いてある方法が若干異なる。今回はちょっと他社とは変わっているNikon流縛り方をご紹介。(知っている範囲ではPENTAX、SONYはCanon式、OLYMPUSはNikon式)

canon.jpg

 Canon最高機種「EOS-1D X
icon」の取扱説明書から引用、いわゆる普通のストラップの縛り方だ。

nikon2.jpg

 Nikonも「D3300
icon」「D5300
icon」など入門機は記載方法が異なるが同じ縛り方だ。

s1.jpg

 取り付けるとこんな感じになる。多分Nikon、OLYMPUSユーザ以外の人は同じ縛り方な筈だ。

nikon1.jpg

 しかしNikonの中、上級機にはこの様に縛れと書いてある。元々Nikonのプロサービスでストラップを貰うとこの縛り方で取り付けてくれたので「Nikon縛り」「プロスト(プロストラップの略)縛り」と呼ばれていたが、Nikon
D1Xはこの縛り方推奨だった。F5の頃は通常の縛り方推奨だったのでいつ頃からこうなったのか分からないが、現在の中上級機はこの縛り方を推奨している。

s2.jpg

 この方法で縛ると先端を内側に織り込むので先端がピラピラ邪魔になりにくい。また先端が180度折り返してあるので重い機材でもすり抜けにくい。もっとも冒頭の縛り方でストラップが外れてしまいカメラが落下した話は聞いたことが無いが・・・。いずれにせよ、先端の処理が綺麗で邪魔になっていないのは確かだ。

 通常の縛り方に比べ一手間かかるが、見た目も綺麗で、重い機材の場合の安心感も増すのでオススメな縛り方だ。

s4.jpg

 またこの縛り方だと先端をプラスチックの部品に差し込むのかという質問をよく受けるが、答えは写真のように「入れない」が正解。部品がストラップ2本分の厚みしかないので無理すれば入れられるが、壊れる可能性もある。

 しかし私は入れたほうが綺麗にまとまるので軽く暖めてから3本を通している(壊れたことは無いけど、あくまでも自己責任でね)。

s3.jpg

 という訳で私の場合は持っている機材は全てNikon縛り。Nikon1は軽いし「Nikon縛り」の必要は全く無いのだが、先端の処理が綺麗なのでこちらの方法で縛っている。NikonユーザはNikon縛りと呼ぶが、Nikon以外がこの縛り方をしちゃいけないわけではない。機能的な縛り方なので気に入ったら是非取り入れてみて欲しい。

ニコン一眼レフのすべて (Gakken Camera Mook) ニコン一眼レフのすべて (Gakken Camera Mook)
CAPA編集部

ニッコールレンズのすべて (Gakken Camera Mook) ニコンDf WORLD―原点回帰。写真の楽しみ無限大 (日本カメラMOOK) Eyes of Nikon カメラ・ライフ Vol.17 (玄光社MOOK) ニコンユーザーのための実践レンズガイド (Gakken Camera Mook)

自宅で簡単に出来るピントチェック法

1.jpg

 先日単焦点レンズのカミソリの様な被写界深度の話が出たので今日は自分で出来るピント精度の確認方法を紹介する。最近のカメラは微調整出来る物があるので微調整出来るなら微調整で完璧な状態にしておくと安心、また微調整範囲を外れる、調整機能が無い場合はサービスセンターに相談してみよう。

Datacolor Spyder LensCal Datacolor Spyder LensCal

Datacolor
売り上げランキング : 5112

Amazonで詳しく見る

 実はピントチェックにはこの様な物があるのでこれを使えば便利で確実なのだが、少々お高いので私は似たような物を自作して使っている。

2.jpg

 この様に垂直に立つものにコントラストの高い模様を書き、横に定規を斜めに当て固定する。

3.jpg

 垂直に立てた物体の表面に重なる目盛りを覚えておく。写真では分かりにくいが29.0cmがピッタリ合っている。

 そして垂直に立てた物体の表面とレンズが平行になるようにカメラを構え絞り開放で写真を撮影する。レンズと物体表面の平行だが、左右方向、上下方向(高さ)に気をつける。

4.jpg

 撮影した物がこれだ。そして横の目盛りを見てみると29.0cmを中心に外に行くに従いピントがずれている。これはきっちり調整された物だ。

 28cm以下が一番綺麗なら前ピン、30cm以上が一番綺麗なら後ピンだ。カメラ本体に調整機能があったら調整してみよう、しかし調整機能が無かったり、調整機能を越える狂いがあったらサービスセンターに相談するしかない。保証期間外なら有償になるが、きっちり調整されていないといつも撮影する時悲しい思いをするので思い切って調整を依頼しよう。

5.jpg

 Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF 、開放f1.4で撮影。目以外が溶けてしまってこれがいい写真とは思わないが、カミソリの様な被写界深度でもバッチリ目にピントが来る。

6.jpg

 同じくAi AF Nikkor 85mm f/1.4D IF 、開放f1.4で60cmドールを撮影。やはり目から少し離れるとピンが甘くなる。きっちり調整が出来ている。

7.jpg

 旧三大元のAi AF-S ズームニッコール ED 28-70mm F2.8D (IF) で撮影してみた。f2.8開放で目にピンが来ている。

 被写界深度の浅い写真がいい訳ではないが、絞りを開いた時微妙にピンがずれているのはストレスになるものだ。特にデジタルになって拡大する機会が増えなおさらだ。

 開放値f5.6位の標準ズームならあまり神経質になる必要も無いが、f2.8通しズームや短焦点レンズを購入した時は折角高い買い物をした訳だし、高性能を生かすためにもピントをチェックしておこう。しかし新品カメラ&レンズの時はそれほど狂っていない筈だし、万一狂っていても保証書を持って行けば無料で調整してくれる。

Datacolor Spyder LensCal Datacolor Spyder LensCal

Datacolor
売り上げランキング : 5112

Amazonで詳しく見る

超広角レンズと魚眼レンズ(フィッシュアイ)の違い

a3.jpg

 焦点距離が20mm以下の超広角域には「超広角レンズ」と「魚眼レンズ(フィッシュアイ)」という2種類のレンズがある。今回は同じ焦点距離で撮り比べその違いを簡単に解説する。

a1.jpg

 魚眼の作品として「Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5 ニコン用 」12mmの焦点距離で撮影してみた。

a2.jpg

 こちらは超広角「Nikon AF-S DX Zoom Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED 」を使用して12mmの焦点距離で撮影したものだ。

 より広い範囲を入れて撮影できるレンズをと考えると必然的に周辺の像が歪んでくる。歪んだそのままの状態が魚眼レンズ、その歪みを補正した物が超広角レンズだ。

 こう書くと超広角レンズの方が良い様に感じるが実際はそうではない。確かに見比べると超広角レンズの方が目で見た感じに近く自然だ。しかし超広角レンズの描写にも矛盾があり、周辺に行くほど像が大きく表示される。これはどういう事かと言うと右上の花、魚眼のものは皆殆ど同じ大きさだが、超広角で撮影した物は画面端の花が大きく表現されている。またドール右手近くの2個の石は魚眼も超広角もほぼ同じ大きさだが、右端の石の大きさは大きく異なる。

 一定のスペースにより多くの情報を入れようとすると矛盾が生じてくるのは当然で、大きさは正しいが像の歪みに矛盾があるのが魚眼、像の歪みは正しいが大きさに矛盾があるのが超広角という感じだ。ちょうど世界地図のメルカトル図法モルワイデ図法の違いに似ている。

 一般的な使い方として人とちょっと違った表現、世界観を狙うなら魚眼レンズ、その場の雰囲気を正確に表現するなら超広角レンズという感じだろう。

a3.jpg

 単なる夕暮れの川原、そのままでは面白みに欠けるので魚眼レンズで地平線をデフォルメしてみた。普段肉眼で見る世界とは一線を画す面白い表現になった。

a4.jpg

 城端の古い街並みで撮影。広角域の開放感は欲しかったが、街並みの雰囲気は残したかったので超広角レンズを使用した。広角域の開放感が青空に表現できたが、街並みの雰囲気は目で見た感じに近い。

■ 使用機材

Nikon D300
Nikon デジタル一眼レフカメラ D300
Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5
Tokina 魚眼ズームレンズ AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5 (IF) ニコン用 APS-C対応
Nikon AF-S DX Zoom Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED
Nikon 超広角ズームレンズ AF-S DX Zoom Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED ニコンDXフォーマット専用

ドールとお出掛けしたら写真は縦・横・アップ・引きで

y1.jpg

 以前講座の中で「一枚写真を撮影したら満足するのではなく色々な視点で撮影してみると良い写真が撮影できますよ!」みたいなことを書いたが、今回は同じ場所でズームの画角と縦横のみ変えて撮影してみた。意外と色々な写真が撮影できるものだ。

 今回の記事はブライダルカメラマンの時編集側から要望されたことだ。縦横、アップ、引きで撮影してもらえると編集側からすると色々いい様だ。アルバムに変化をつけるために縦横を使い分けたり、レイアウトの都合で縦(横)しか使えないと言う場合もある。また迫力のある主役のアップも欲しいが、一方で式の雰囲気が伝わる引きの写真も欲しい。良い、何度も見たくなるようなアルバムを作るには色々なバリエーションの写真が必要と言うことだ。

 またカメラマンからすれば機械の不具合等で1コマがきっちり写っていなくても数コマあれば使えるカットがあるだろう。撮り漏れという「事故」を防ぐことが出来る。一方複数ショット撮影しておくことはリスク回避になるが、同じ写真を何枚もというのは避けたい時はこうしたバリエーションで撮影しておくと都合がいい。

 それでは今回は「ドールとの旅行の思い出」という設定で冒頭の写真のバリエーションを紹介する。

y2.jpg

(1)縦、アップ

 背景がボケてドールの可愛らしさが画面いっぱいに詰まった写真。スマホの待ちうけなどにも都合が良さそうだ。反面ドールの可愛さは伝わっても背景が殆ど写っていないのでここで撮影しなくてもいい感じ。

y1.jpg

(2)横、アップ

 横にしてドールが同じ位の部分写るようにフレーミングしてみた。ドールは横位置になった分小さくなってしまったが、横長の写真はパソコンの壁紙やBlog記事に都合がいい。また縦位置の写真を失敗していた時、画質は落ちるが左右を切って縦長にすれば縦位置の写真にもなる。

y3.jpg

(3)縦、引き

 何処まで引くか考えたが、画面の下はあまり綺麗じゃないので全身が写るようにしてみた。アップの縦と比べ全身が写っているのでこの日どんな服を着ていたか情報量が増える。また手前の花、山と緑、遠景の海と背景の情報も増える。上二枚の写真と比較すると、よりここでしか撮影できない写真といえる。

y4.jpg

(4)横、引き

 4枚の中では一番情報量が多い写真だ。縦位置に比べさらに背景の情報量は増えるので「こんな場所にえりりんと行ってきました」という説明には一番いい写真だ、横位置もBlogに使うには都合良い。しかしドールは一番小さくなってしまう。

 「うちのこかわいい」という気持ちが強くなるとどんどんアップになってしまうが、こういう写真も撮影しておけば帰ってきてからでも楽しかった旅行を思い出すことが出来る。ドールと一緒に写真を眺めながら楽しかったひと時を思い出すのもいいだろう。

 4枚も撮る様な場所でないというなら(1)、(4)の二枚だけを撮影しておいても家に帰ってから色々便利だ。

写真構図のルールブック 写真構図のルールブック
内池 秀人 福井 麻衣子

写真の露出・光・色のルールブック 風景写真のルールブック もっと写真構図のルールブック 静物写真のルールブック 写真が上手くなりたいなら覚えるべき50の掟 (玄光社MOOK)
by G-Tools

良い場所を見つけたら一枚の撮影で満足してはいけない

v5.jpg

 風景を見て構図を思いつき撮影する、この時一枚撮影して満足していないだろうか。良い場所を見つけたら撮影の70%は終わったようなものだが、残り30%をきっちり詰めて完成度の高い写真をものにしよう。今回は例として妹尾的思考回路を紹介する。

v2.jpg

 ロケハンをしていると地面近くまで垂れ下がった紅葉を発見。ドールが両手を上げれば届くか、届かないかの高さだ。上の様な写真が頭の中に思い浮かび、鞄の中で眠っているドールを叩き起こしポーズを指示する。

 ドールが「届かないよ~」としている頭の中で描いた通りの絵だ、それなりには撮れているがそれ以上ではない。折角だから顔を見せたい、しかしコントラストの高い髪の毛の光と影を見れば綺麗な写真にならない事は容易に想像がつく。

 いっそ木の向こう側に回って撮影すれば逆光でコンディションは良くなりそうだ。頭の中で次の構図を組み立てる。

v3.jpg

 ドールはそのまま、反対側に回ってみる。光はいい感じで後方の草が僅かに輝いていて美しい。しかしこちらから撮ることを想定してポージングした訳ではないのでドールの位置や紅葉の位置に不満が残る。再度立ち位置をドールに指示する。

v4.jpg

 自分の中で考えている状態に近くなってきた。この娘もこの位置で撮影すると可愛く写りそうだ。どうすればバランスが良くなるか、モニタを見て頭の中で検討する。

v1.jpg

 いよいよ最後の仕上げだ。紅葉の枝を僅かにたわませ(風でなびく程度、自然は傷つけちゃいけないからね!)丁度良い量をフレーミング、白レフで光を補うと同時に僅かに露出を補正して完成だ。

v5.jpg

 モデルさんを頑張ったのでご褒美に「高い、高い!」をw。目の高さで紅葉を鑑賞しています。これも作例と同じ紅葉の木、完全に逆光の位置に立ち紅葉の木で太陽を隠すようにするとこの様に葉が輝いて写る。

 撮りたい写真が一枚撮れちゃうとそこで満足しちゃうが、もう一、二枚、その場で粘ってみるともっと綺麗な写真が撮影できるかもしれない。

世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書 何をどう撮る? 活用編 世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書 何をどう撮る? 活用編
中井 精也 ニコンカレッジ

世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書 伝わる写真の撮り方編 世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書 世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書(改訂版) 写真がもっと上手くなる デジタル一眼 撮影テクニック事典101 世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書 しあわせ子ども写真の撮り方編
by G-Tools