東京ドール ポップメイト 1/3 「ユズ」ビキニバージョン

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 東京ドールからポップメイト 1/3 「ユズ」ビキニバージョンがリリースされた。以前紹介した新ボディ「One Third – 40anime-M」にオリジナルヘッドが載った構成だ。

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自分で白黒フィルムを現像してみよう(機材準備編)

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 フィルムカメラで写真を撮ったら「可愛いうちの娘の写真」を自分で現像したくなるだろう。カラーは難しく一般的に家庭では無理と言われているが、白黒なら何とかなる。今回は最低限のライトな装備を紹介する。

 家庭で現像というと大きな障害を二つ思い浮かべる。

1・暗室を設置するスペースも金もない

2・あの暗室の酸っぱい匂いは許されない。

 しかし結論から言うとこの二つは解消できる。1の暗室だが、フィルムの現像で暗所が必要なのはフィルムをリールに巻き付け缶の中に装填する間だけだ。これは下で説明するダークバッグ内で作業すれば事足りる。つまり暗室は不要だ。

 あの酢のような匂いは停止液の匂いだ。液は現像、停止、定着の順に使用するが現像の後水洗いで現像の停止が可能だ。停止液を使用せず現像を楽しんでいる人は多い。停止液を使用しなければあの匂いは発生しない。定着液も少し匂いがあるが風呂場で作業して換気扇を10分程度回せば消えるレベルだ。つまり匂いの問題も回避できる。

 つまり思いつく大きな問題は回避出来るそれでは早速最低限の機材を見てみよう。。

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 これがダークバッグ

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 現像作業ではリールにフィルムを巻くのが難易度が高い。写真は明るい場所で行っているが、実際はダークバッグの中で指先の感覚だけを頼りに作業するのだ。そこで初心者は写真のようなパターソンの製品がオススメだ。写真2枚目のようにフィルム先端を少しだけリールに刺し、丸い部分をカチャカチャ(ルービックキューブを回すような感じで)動かしているだけで勝手に巻いてくれる。私はブローニーフィルムも出来るユニバーサルタイプを購入したが、35mmしかやらないなら35mm用の方がコンパクトで価格も安い。

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 ブローニー(120、220)をやらないなら下の35mm用で十分だ。

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 ドライウェルとスポンジはどちらかでいい。しかし初心者は濡れたフィルムを拭くのが面倒なので水滴を防止するドライウェルを使用して自然乾燥が楽だ。その他薬剤をペットボトルに戻す漏斗(ろうと)もあった方が便利だ。フィルムを乾燥させるクリップは洗濯ばさみでもいいが「LPL フィルムクリップ
」という専用品もある。

 各使用済み薬液は500mlペットに保管しているが、現像液、定着液は1Lの水と混ぜ、ドライウェルは2Lの水と混ぜるのでそれぞれのペットボトルも用意した。専用品もあり、専用品の方が空気に触れにくいなどのメリットもあるがダメになる前に使い切る位のペースで撮影をしたいw。

 ちなみに今回購入した物の総額は14000円程度。初期投資は少々かかるが、揃ってしまえばフィルム36枚撮り1本約400円、現像代は100円かからないのでランニングコストはあまり気にしなくていい。

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 さあ、薬剤を希釈し出来上がったら作業開始です。また好評なら続編作業編をお届けしますのでそれまではこんな所を参考にしてみて下さい。あとネットにアップするなら「フィルムスキャナ」も欲しいですね。

ニッシンジャパン、ドールショー「ストロボ体験コーナ」レポ

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 最近ドールイベントに積極的に参加、ライティングの基本や楽しさを紹介しているニッシンジャパンさん。今回ドールショーに出展していると聞いて多灯ライティングを体験させて頂いた。ライティングのコツについてはまた講座で紹介するが、「ライティングにより写真がここまで変わる」「ストロボって難しいイメージだけどライティングって面白そう」みたいな雰囲気を感じていただければ幸いだ。

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 A:メインライト、:トップライト、:バックライト、:レフ板の構成だ。この写真を見ると「さすが多灯ライティング、沢山のストロボを使用するのね!」と思うだろうが、それは違う。基本ドールを照らすのは:メインライト一灯だ、は極端な事言うと無くてもいい。

 では:トップライトは何であるのか?それは背景紙を白くする為にあるのだ。Aがドールの所で適正露出という事は更に遠いバック紙ではアンダーになり暗くなる。その為バック紙を白く表現する為にだけに光らせている。

 その他にも少しドール側に向ければウィッグに天使の輪を作ったりする事が出来るが、いずれにせよ隠し味、ドール本体のライティングはメイン一灯だ。

 では、早速A、Bを発光させた写真を見てみよう。カメラの設定はスタッフの言われたとおりISO200、1/160、f5.6で撮影している。

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 メインがクリップオンストロボと異なり斜めから発光しているので陰影が付き立体的だ。また:トップライトのおかげで背景の白もきっちり出ている。

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 少しレンズを引いてみると:トップライトが届いていない足元はバック紙がグレーになっているのが分かる。これが:トップライトの効果だ。全体を白くしたければ:トップライトを拡散、光量を上げてあげればいいだろう。

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 今度は:トップライトに赤いフィルターを付けて貰った。写真のように赤い光を照射するとどうなるか。

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 赤い背景になった。頭のいい人はここでピンときたかもしれない。カメラ屋に行くと色々な色のバック紙が売っているが、白バック紙だけ持っていたらあとはライティングで背景色はどうにでもなるのだ。

 次は:トップライトを消して:バックライトを照射して貰った。写真のように背後から髪の毛めがけて照射する。

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 髪の毛がキラキラ輝き逆光で撮ったような綺麗な雰囲気になった。また髪の毛が輝いているので背景にとけ込まず引き立っている。

 余談であるが、:トップライトを消すと背景は少し色被りがあるが、この様にグレーになる。

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 次にストロボのライティングを補う:レフ板の効果を検証してみよう。写真は反射のない黒い面を掲げているが、この状態だと下の写真のようになる。

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 :メインライトのある左半分は明るいが右半分は暗くなってしまう。

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 :レフ板を白い面にするとこの様に右半分も明るくなる。もっと明るくしたければ反射率の高い「銀色」を使用する手もあるが、あまり派手に反射させると不自然になる。(参考:レフ板記事

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 今日撮影した写真で一番気に入った写真を拡大してみた。光が全体にまわりドールが生き生きして見える、これがライティングの効能だ。撮った本人だけでなく、撮られた「うちのこ」も満足だろう(多分)

 体験時間が15分という事もあり、本当に基本中の基本を体験させて貰った訳だが、3つのストロボを少しいじるだけで(ドールには一切触れていない)これだけ雰囲気の異なった写真が撮影できるのだ。ライティングを極めれば「うちのこ」を何倍も可愛く撮影でき、ますます写真が楽しくなるだろう。そんなライティングの楽しさをイベントで紹介しているニッシンジャパンさんは写真ファンとしてとても有り難い。

 また今回使用したストロボはワイヤレスでとても使いやすかった。「どうせ高いだろうし、買えないだろう。」と思い価格を聞いてびっくり、ストロボ本体とワイヤレス器セットで29700円!純正品なら中古も買えない価格だ。先日i40を購入してレビューしたばかりだが、この価格でこれだけの高性能は初心者は勿論、上級者にもオススメできる。

 正直昔の人間なので普段はシンクロコードを繋いでマニュアルで設定しているが、コードが邪魔しないのがとても撮影を快適にさせてくれた。しかもこの価格で手元で発光量や照射角まで設定出来るとかニッシンさんのコスパは最高だ。

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 SONY用も後日発売予定とのことです、αファンはもう少しの辛抱です。

RICOHFLEX Ⅳ分解、レストア記録(不完全板)

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 永らく故障して使えない為撮影の小物に使っていた「RICOHFLEX Ⅳ」、ひょんな事から分解して直してしまった。実際色々問題があり、指南用の記事にはならないが私が困った事など備忘録として残しておけば参考になる事もあるだろうと一応記事にする。くれぐれも完全な分解指南記事ではないので誤解の無いよう願いたい。

★ レストア後、早速撮ってきました。「RICOHFLEX Ⅶ試写(浜松町他)」

今回行った内容

シャッター不動  分解、台座に固着していたシャッター幕を剥離、正常に動作するよう組み立てた。
レンズ汚れ  無水アルコールによる分解清掃。分解できるものはなるべく分解、内部のレンズも清掃した。
ピント調整  今回はレンズユニットを脱着したのでピントの調整が必要になる。磨りガラス、ルーペを使用してピント調整を実施。二眼レフは上下レンズのピントをきっちり同期させる事がキモになる。

★ シャッターユニット

 何となく分解を始めて深みに嵌り気付いたら元に戻す事は不可能になっていた。慌ててネットで写真を探すもなかなか100%の写真はなくどう組み立てるのか本当に悩んだ。

 結局ワッシャーが一個余り、残り二個のワッシャーも正しい使い方かどうかは怪しいが一応正常に作動するようなったので、完成したシャッターユニットを4方向から撮影しておく。分解して訳が分からなくなったら組み立ての参考にして欲しい。但しワッシャーが1個余り、ネットの写真を見て「こんな感じ?」で組んだので絶対正しいとは言えないが、現在私の個体は正常に動作している。

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★ ピント調整

 二眼レフの場合、覗くレンズとフィルムに映すレンズが異なるので二つのピントがきっちり同期していないといくらきっちりピントを合わせてもピンぼけ写真を連発する残念な結果になる。そこでここの作業は力を入れてやりたい。

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 まずフィルムの場所に磨りガラスを当てる。磨りガラスが入手できなかったらプラ板をカットして片面を紙ヤスリで荒らしてやればいい。またメンディングテープを全面に貼ったプラ板でも構わない。置き方はザラザラした側を前のレンズ側に置く。

 また作業し易いようサイドを養生テープで留めているが、マスキングテープなどでもいい。粘着力が弱く簡単にはがれる方がカメラを傷付けないのでいい。

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 まずはフィルム面のピントを合わせるピント合わせしやすい物を磨りガラスに投影しピントを合わせる。ここはきっちり追いつめる必要があるので高倍率ルーペでしっかりピントの山を追った。

 ピントがきっちりあったら前側にまわり、下のレンズのギアの上のギアと噛み合っている歯にマジックでマーキングをする。

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 今度は同じ物を上のファインダーでピント合わせする。ピントがあったら前側にまわり、上のレンズのギアの下のギアと噛み合っている歯にマーキングをする。

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 両方マーキングが終わったところ、上下のマーキングが僅かにずれている。一度分解し下のレンズのギアが上のレンズのギアとマーキングの所で噛み合うように組み立て直す。

 組み立て終わったらもう一度ピントをチェック。多分大丈夫だと思うけど上下のピントの山がピッタリ合っていれば作業終了だ。

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 RICOHといえば彼女。今ではPENTAXもRICOHも同じだけど当時はRICOH、PENTAXは完全に別会社だった。早速ブローニーフィルムを購入してきて試写してみたい。

★ レストア後、早速撮ってきました。「RICOHFLEX Ⅶ試写(浜松町他)」

Nissin i40レビュー(装備、外装編)

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 「Nissin i40」は小さくて高性能。ストロボ専門メーカーらしくこの小さなボディに出来る限りの性能を詰め込んだ努力の賜物だ。性能は純正並みの能力を備えているので、今回はi40ならではの装備についてレビューする。

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 ケースの内容物。純正同様スタンドやディヒューザ、ソフトケースまで含まれる。

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 左からNikon SB-900、Nissin i40、Nikon SB-600。Nikon純正は現在モデルチェンジしているので下の比較表は現行品とした。純正のストロボと比較してかなりコンパクトにまとめられているのが分かる。またGNはほぼSB-700と同等だ。

  SB-910 i40 SB-700
GN ※1 34 27 28
重量g(電池除) 420 203 360
amazon実売価格 ※2 amazon

50050円
amazon

23300円
amazon

32560円

※1 i40のガイドナンバーは最大40ですが、Nikon式の35mm時の記載方法だと27となります。
※2 amazonの実売価格は執筆日現在のものです。将来変更となる可能性があります。

 とにかく小さい、旅行や気合いが入っていない撮影時にこの小ささは大きな見方となる。所詮内蔵ストロボは内蔵ストロボ、外付けストロボがあると無いでは大きな違いとなる。持ち歩いて負担にならない大きさは有り難い。

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 操作盤はダイヤル式、純正の液晶に慣れると「?」と感じるが、実際使ってみると直感的で説明書が必要ない位使いやすい。

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 小さなボディでもワイドパネル、キャッチパネルも内蔵。ちなみに純正SB-600はキャッチパネルが省かれている。

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 キャッチパネルを上げるとズームの一覧が載っている。この大きさでもマニュアルで照射角の変更が可能なのだ。電源スイッチの長押しで行うので少し時間がかかる。

 CP+でスタッフから「本体だけじゃなくてポーチも見てください!こんなに小さいのに本体、スタンド、ディヒューザまで全て入っているんです!さらにカラビナも付属しているのでベルトに引っかけられます!」と言われていたのでこちらも見てみる。

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1・こうやってスタンド、ディヒューザを収納して・・・、 2・本体を収納しておしまい。カラビナには「NIssin」のロゴが入る。

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 純正のSB-900と比較。付属品を入れたポーチと比較しても小さい、この小ささがたまらなくいい!!

 発光面積の大きな大容量のストロボ、欲を言えば大きければ大きいほどいいのだが、一方で大きいと持っていくのが面倒、高価で購入をためらうなどのデメリットが生じる。

 しかし内蔵ストロボと外付けストロボの性能には大きな隔たりがある。外付けストロボを使用して撮影した写真はひと味もふた味も違っているので、一つ購入して「常に」持ち歩きたいところだ。

 そういう意味でこの大きさ、この価格で、この性能の「Nissin i40」は初めての一台にオススメだ。また将来技術が向上しハイエンドモデルを購入しても多灯ライティングに対応できるよう各社の無線システムに対応している(サブのみ、マスター機能は無い)。よく外出する、予算が限られているといった人なら満足できる一台だと思う。

 現在5社に対応する製品がラインナップしている。自分のカメラメーカの物を選ぼう。

 また現在この製品は一部特約店を除きカメラ量販店では販売されていない。リンク先の「ニッシンデジタルダイレクト」で購入すれば正規品をメーカ直販で購入できるので安心だ。

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「アナログ」と「デジタル」の違いを理解する

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 「アナログは味があって優しい感じ」よく聞く言葉だが、「そんな気がする」で「アナログ>デジタル」と語られたらデジタル派はたまらないだろう。何故アナログは優しく、柔らかく感じるのか、具体的かつ分かりやすく解説してみる。

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 まずはこの白から黒へのグラデーション、これをアナログの無限階調と見立てて解説をする(本当はパソコンに表示されているので256階調なのだが・・・)。これを2ビット(4色)でデジタル変換すると下のようになる。

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 実際のJPG画像の階調は8ビット256色、RAWやTIFFには16ビット65536色のものもある。しかしここでは分かりやすく2ビット4色で解説する。

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 ここで赤丸の1、2の色の違いだが、アナログで見ると1が2より濃いのは一目瞭然だ。

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 しかし2ビット4色のデジタルだと1、2は同じ色と認識してしまうのだ。またデジタル化される事により色の分け目がはっきりした色の羅列になりグラデーションぽくない。

 ビット数が増えればよりグラデーションっぽくなるし、1、2の色の判別も付くようになるが、仮に65536色までいっても所詮デジタルは有限階調だ。無限階調のアナログには絶対に勝てない。

 この様な違いがアナログに暖かみや柔らかさを感じさせる要因になっている。色を音質に変えて考えて貰えばレコードとCD論争も同じ考えになる。

 では本当に「アナログ>デジタル」なのか?確かに今のように階調に話を絞って考えればそうなのだが、例えばアナログは経年劣化やコピーを繰り返したとき品質が下のイメージのように落ちる。

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 しかしデジタルはご存じの通りコピーしようが10年経とうが劣化しない、記録したときのままだ。記録直後はアナログが勝っていても保存状態が悪ければ経年変化でデジタルが勝るときも来る。

 またこうやってインターネットに画像を公開する、メールに添付する、デジカメで撮影した画像をその場でコピーするという事はデジタルだからこそ出来るデジタルの長所そのものだ。階調のわずかな差以上にデジタル故の恩恵は計り知れない。

 便利さから爆発的に普及したデジタル、その恩恵を受けない手はないと思うが、デジタル、アナログと違いを理解してどちらとも付き合えればそれが一番幸せな事(金銭面を除くw)ではないだろうか。

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