自分で白黒フィルムを現像してみよう(機材準備編)

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 フィルムカメラで写真を撮ったら「可愛いうちの娘の写真」を自分で現像したくなるだろう。カラーは難しく一般的に家庭では無理と言われているが、白黒なら何とかなる。今回は最低限のライトな装備を紹介する。

 家庭で現像というと大きな障害を二つ思い浮かべる。

1・暗室を設置するスペースも金もない

2・あの暗室の酸っぱい匂いは許されない。

 しかし結論から言うとこの二つは解消できる。1の暗室だが、フィルムの現像で暗所が必要なのはフィルムをリールに巻き付け缶の中に装填する間だけだ。これは下で説明するダークバッグ内で作業すれば事足りる。つまり暗室は不要だ。

 あの酢のような匂いは停止液の匂いだ。液は現像、停止、定着の順に使用するが現像の後水洗いで現像の停止が可能だ。停止液を使用せず現像を楽しんでいる人は多い。停止液を使用しなければあの匂いは発生しない。定着液も少し匂いがあるが風呂場で作業して換気扇を10分程度回せば消えるレベルだ。つまり匂いの問題も回避できる。

 つまり思いつく大きな問題は回避出来るそれでは早速最低限の機材を見てみよう。。

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 これがダークバッグ

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 現像作業ではリールにフィルムを巻くのが難易度が高い。写真は明るい場所で行っているが、実際はダークバッグの中で指先の感覚だけを頼りに作業するのだ。そこで初心者は写真のようなパターソンの製品がオススメだ。写真2枚目のようにフィルム先端を少しだけリールに刺し、丸い部分をカチャカチャ(ルービックキューブを回すような感じで)動かしているだけで勝手に巻いてくれる。私はブローニーフィルムも出来るユニバーサルタイプを購入したが、35mmしかやらないなら35mm用の方がコンパクトで価格も安い。

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 ブローニー(120、220)をやらないなら下の35mm用で十分だ。

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 ドライウェルとスポンジはどちらかでいい。しかし初心者は濡れたフィルムを拭くのが面倒なので水滴を防止するドライウェルを使用して自然乾燥が楽だ。その他薬剤をペットボトルに戻す漏斗(ろうと)もあった方が便利だ。フィルムを乾燥させるクリップは洗濯ばさみでもいいが「LPL フィルムクリップ
」という専用品もある。

 各使用済み薬液は500mlペットに保管しているが、現像液、定着液は1Lの水と混ぜ、ドライウェルは2Lの水と混ぜるのでそれぞれのペットボトルも用意した。専用品もあり、専用品の方が空気に触れにくいなどのメリットもあるがダメになる前に使い切る位のペースで撮影をしたいw。

 ちなみに今回購入した物の総額は14000円程度。初期投資は少々かかるが、揃ってしまえばフィルム36枚撮り1本約400円、現像代は100円かからないのでランニングコストはあまり気にしなくていい。

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 さあ、薬剤を希釈し出来上がったら作業開始です。また好評なら続編作業編をお届けしますのでそれまではこんな所を参考にしてみて下さい。あとネットにアップするなら「フィルムスキャナ」も欲しいですね。

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