PENTAX K-1のカスタムイメージとドールの表情

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 この写真は今回撮影した写真の中でお気に入りの一枚ですが、同じ場所で似たような写真を多く撮影してみるとちょっとした違いで写真の雰囲気が大きく変わるのが分かると思います。今回はドールの表情と、カスタムイメージを中心に見てみましょう。

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 今回撮影した中で気に入った写真の一枚です。バックの鮮やかな緑色は当日の暑さ、青々と茂った奥多摩の自然という空気感を表現出来たと思います。またドール二人の表情も明るく、楽しい休日が凝縮された一枚となりました。これはカスタムイメージを「風景」にして撮影したものですが、背景の緑が鮮やかになり華のある写真に仕上がりました。

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 今度はカスタムイメージを「人物」にして撮影してみました。これは肌が綺麗に発色するモードでコントラストは弱くなりますが、ドール二人の肌はとても綺麗に出ています。肌色という視点で見るとこの色が正しい色です。

 しかし背景の緑が落ち着いた雰囲気になった分、写真全体の雰囲気はメリハリのない写真となってしまいました。肌の色ではこの写真の方が正しい色ですが、写真全体では上の写真の方が華がある気がします。

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 逆にこの様なポートレートなら緑部分は少ないので肌色の発色の方が大事でカスタムイメージは「人物」の方がよいでしょう。露出補正を+1段してオートで撮影した物ですが、とても綺麗な写真になりました。

 ドール写真といってもドールの写る大きさによってカスタムイメージを変えてあげるとより狙い通りの写真になります。シャッター速度や絞りと同様にカスタムイメージも積極的に利用していくと面白いと思います。

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 その後オーナーが左の娘の顔の向きを変えました。写真を縦位置にしてそのままカスタムイメージを「人物」で撮影してみましたが、色にも鮮やかさが無く、ドールの表情にも生き生きした感じが無く、普通の写真になってしまいました。

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 写真の完成度を高める要因は色々ありますが、やはりドールの表情はとても重要な役割を果たしていると思います。一つ上の写真と比べるとちょっとした角度の違いで写真のイメージが変わるのがご理解頂けるかと思います。

 また今回PENTAXを導入した大きな理由が発色の鮮やかさですが、これもTPOで変えてあげる必要があり、多くのモードから様々な発色が選べるカスタムイメージは写真の味付けの強い見方になってくれそうです。

■ 使用機材

icon iconPENTAX K-1 icon

icon iconHD PENTAX-D FA 24-70mmF2.8ED SDM WR icon