こんなに楽しいドール写真

こんなに楽しいドール写真

2019年1月26日 オフ 投稿者: dollman

 私が20年近くドール撮影を続けている一番の理由として「ドール写真が楽しい」ということが挙げられます。ただの景色もドールと一緒に撮れば、切り取ったのは自分とドールだけの時間になりますし、写真の中で見せるドールの表情の違いもあとで見返すと楽しいものです。

 例えばこの写真はクロフォード公園で撮影した写真です。既に本線上を走っていない列車が編成単位で保存されている姿に感動してシャッターを切りましたが、「クロフォード公園 キハ82」で画像検索すると似たような写真がたくさん出てきます。誰でも同じ写真が撮れますし、自分の写真という感じではありません。

 しかしドールを一緒に撮ると画像検索では出て来ないような自分らしい写真になります。私はこの列車の現役時代は知っていますが、当時は子供でまだ十分な機材が無く殆ど記録に残せていません。この写真では「今持っている機材でエンジン音を響かせてくるこの列車の現役時代を撮りたかったな」と考えたのでその希望をドールで表現してみました。

 ドールを入れることにより「○○へ行きました」という記録だけでなくその時の気持ちや色々な思い出を写真の中に残せますので、後日写真を見た時もその時々の楽しかった自分だけの思い出が蘇ります

 またドールはフィギュアやぬいぐるみと異なりポーズを付けられるという楽しさもあります。「今きっとこのドールはこんなことをしたいだろう」と想像してポーズ作りをしてみるのも楽しみの一つです。ここ「旧幌内炭鉱変電所」では多くの写真を撮りましたのでドールも私を真似て写真を撮影しています。

 また日陰では隙間なく苔生している姿にも驚きましたので、ドールにも驚いて貰いました。しかしあとで写真を見てみると驚いているというより、「気持ち悪い!」と言っているようにも見えます。自分で考えた通りの表情にならないこともまるでドールが意志を持っている様で楽しいものです。

 旅先で美味しいものを食べた時も一緒に撮影しましょう。この写真では普段と異なる豪華さ、量にドールも驚いた表情をしています。不思議なものですが、ドールとの付き合いが長くなると予期しない、その場に適した表情をしてくれる機会が増えてきます。愛情次第でその場の雰囲気を伝える「名役者」に成長するかもしれません。

 ただ景色を撮る、ただ目の前にあるものを撮るというのと違い、ドールを一緒に入れて撮影するだけで写真が誰でも撮れる写真から自分の写真になります。またポージングの工夫も「写真を創る」感じで楽しいですし、写真に写った思いがけないドールの表情にほっこりしたり、撮影から写真鑑賞までずっと楽しめる写真ジャンルだと思います。