ドール写真には「順光」が良い?それとも「逆光」?

ドール写真には「順光」が良い?それとも「逆光」?

2019年1月26日 オフ 投稿者: dollman

 写真には「順光」「逆光」という二つの光線状態があります(半逆光もありますが、ひとまず置いておいて・・・)。ドールの場合はどちらの光線状態が良いのでしょうか?今日は順光、逆光の違いと、ドールにはどちらの光線状態が適しているかを作例色々使ってご紹介していきたいと思います。

 まずは写真初心者の方にも分かる様に「順光」「逆光」を解説してみたいと思います。上のイラストの様に光源を背に撮影するのが「順光」、光源と向き合うように撮影するのが「逆光」になります。それではドールの場合どちらで撮影した方が良いのかと言いますと、ドールは基本逆光で撮影した方が綺麗に仕上がります

 こちらが「逆光」で撮影した写真になります。肌が柔らかく表現され、背景が明るくなり、全体的に明るい雰囲気の写真になります。(作例は露出を+1.5段補正しています。逆光では露出を+1.0~+2.0補正すると覚えておいてください。)

 それでは逆に「順光」で撮影したらどうなるでしょうか。こちらが「順光」で撮影した写真になりますが、先程の写真と比べ陰影も強く、また肌がテカっていて全体的に硬い雰囲気です。また背景が暗く沈んでしまい、先程の写真と比べて全体的に暗い雰囲気の写真になってしまいました。順光はドール向きではありませんが、乗り物や建物のディテールを綺麗に出す時に良い光です。

 例えば作例のような鉄道写真では順光で撮影した方が、車体のカラーやディテールが出て綺麗な写真になります。決して「逆光>順光」ではなく撮影する被写体によって向き不向きがあると思ってください。

 こちらは夕焼けをバックに撮影しているので逆光ですが、空の明るさに露出を合わせてドールはシルエットにしてみました。目で見た雰囲気とは異なる迫力の雰囲気の写真になりました。これも明暗差のある逆光ならではの写真です。

 今度は水面に反射した夕日が照り付けてくるような逆光のシチュエーションです。右下の切り株にドールを座らせて撮影してみます。さてどんな写真になるでしょうか。

 まるでイルミネーションをバックに撮影した様な写真になりました。色々作例をご紹介してきましたが、ドール撮影には逆光の方が適しており、柔らかく明るい雰囲気の基本的な写真からドラマティックな写真迄撮影できることがお分かりいただけたかと思います。

 写真の基本は光です。光が多く当たれば白くなり、光が当たらなければ黒くなるというのが基本中の基本です。なので「光」を無視して良い写真を撮影するというのは不可能だと思います。是非撮影を始める前に「光」を見極めドールが可愛く撮影出来る方向を探してみてください。