深名線 沼牛駅跡(1)

 かつて函館本線深川駅から幌加内町内を経由して名寄に向かう深名線という路線が北海道に存在しました。いわゆる赤字ローカル線の一つだったのですが、雪深い酷寒の地を経由する為平成7年9月まで走っていました。廃線後は朽ちていく一方の沼牛駅でしたが、地元有志やファンの理解と協力の下、廃線20年目の2017年7月に現在の姿に復元されました。

 国道275号から少し脇道に入ると沼牛駅の駅舎が見えてきます。昭和の時代なら北海道なら何処でも見られたローカル線の駅舎です。

 廃線後人の居なくなった駅舎は朽ちる一方でしたが、地元有志の方の理解と努力が実り、現役の駅の様な佇まいに戻りました。まるで現役の駅の様な小綺麗さを保っています。この駅舎は下のウェブサイトにある「沼牛駅舎見守りファンクラブ」の皆様が維持管理しており、イベント時以外中は非公開ですが、外観を楽しむことはいつでも可能です。

おかえり沼牛駅ウェブサイト

 余談ですがその名の通り深川から幌加内町と経由して名寄まで走っていた深名線は平成7年9月に廃線となりました。しかしこの深名線跡には各所に遺構が残っており、今回紹介する沼牛駅の他、北方に「深名線第3雨竜川橋梁」なども自然の中に当時の姿を残しています。


さようならJR深名線


新・鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編

 こちらが駅舎の裏側です。現役時代一度だけ通り過ぎただけでこの駅の記憶は全くありませんが、まだローカル線が最後の活躍をしていた頃を想像させてくれる佇まいです。

 木製の改札ラッチも当時の雰囲気です。大都市では金属製のラッチでしたが、その改札ラッチも自動改札、電子マネーの普及で大都市では過去のものにりつつあります。続きの写真はまた後半でお届けしたいと思います。

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