ホームから今井浜海岸が見える!今井浜海岸駅
本サイトの記事にはアフィリエイト広告が含まれますが、記事の内容は中立性を保つ様、細心の注意を払って編集しております。
今回は河津町にある今井浜海岸駅をご紹介します。名前の通り今井浜海岸に近く、駅近くには宿泊施設もあり海水浴シーズンになると賑わう駅です。
駅舎は平成18年に山小屋風の格好いい駅舎に改築されましたが、令和3年から無人駅化されています。
昭和36年12月に開業した伊豆急行が翌37年7月に臨時駅として「今井浜海水浴場駅」を開業したのがこの駅のルーツです。そして昭和44年3月から「今井浜海岸駅」に改称して通年営業となり、現在に至っています。
駅は国道135号線を盛土の高さまで階段を登って行くような形でアクセスします。左右の水色の柱はかつて今井浜観光協会の歓迎の看板が掲げられていました。
こちらが2007年頃に撮影した看板です。
駅はトンネルとトンネルの間ギリギリにまでにホームを設置したような形になっています。また交換設備はありませんので、伊豆北川、城ヶ崎海岸同様の上下線同じホームです。
駅の向かいは病院で、線路を渡る為の跨線橋とエレベータが設置されています。
そしてこの駅で特筆すべき点はホーム有効長が7両の為、3+3の6両なら問題ありませんが、4+4のアロハ電車は下り電車の場合1号車が締切扱いとなります。この位置で河津寄り8号車はトンネル直前なのです。
そして上り電車は8号車が河津寄りのトンネル内の中になり、8号車が締切扱いとなります。アロハ電車がホーム有効長の関係でドアを締切扱いするのはこの今井浜海岸駅だけです。
そしてやはり有効長が足りない特急は華麗に通過していきます。しかし昔は海水浴シーズン時に短い編成の特急(急行)電車が停車した実績はある様です。
そして今井浜海岸駅の名に相応しく駅からは今井浜海岸を見ることが出来ます。海水浴に最適なコンディションの砂浜は海水浴シーズンになるととても賑わいます。