辰ちゃん漬とは?
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今日は梅宮辰夫漬物本舗の「てっぽう漬」(辰ちゃん漬)のお話です。伊豆に関係あるの?という疑問を持たれるかもしれませんが、かつて伊豆熱川駅前にもこのお店がありました。
熱川では既に建物は取り壊されており、駅入口への看板だけが残っています。そして「漬物は?」と調べていたところ、Xのフォローワー様から「成田と東尋坊にまだあるよ!」との情報を頂きました。
そういういきさつで今回は、伊豆に全く関係の無い成田に来ました。そして成田山に向かって15分ほど歩いて行くと・・・。
「いたよ!」
「あった」というより「居た」という表現の方が適切だと思う、梅宮辰夫さんの等身大人形が店先に居ました。
「梅宮辰夫漬物本舗」の看板こそがありませんが、昭和末期から平成初期に見た記憶のある観光地の風景です。伊豆熱川駅前にも駅を出た真ん前にこんな光景が広がっていた様です。
今回お邪魔したのは「きょうます 門前店」さんです。同じきょうますでも、駅からの途中にある本店には人形や漬物はありません。ちなみにお店は15時までだそうです。
何十年ぶりに見たでしょうか。既にご本人も他界されて時間が経っていますし、こうして再び見れるとは思いませんでした。
丁寧に扱われているのか、状態も非常に良いです。私自身今日訪れた一元客ですが、「わざわざ遠くから・・・」と大変親切にして頂きました。
優しい店員さんが対応してくださいますので、成田山を訪れた際は是非立ち寄って辰ちゃん漬を手にしてみてください。
「あったよ!」
そして店内の一角には探していた「辰ちゃん漬」がありました。最盛期にはたくさんの種類があった「辰ちゃん漬」ですが、ここで取り扱っているのはてっぽう漬の1種類のみです。
しかし成田はてっぽう漬が名産品ですから、そんな土地柄もこの「辰ちゃん漬」が残った理由かもしれません。
インターネットの直販でも売切れていましたので諦めていましたが、普通に売っています。
そしてこの製品のウリをしっかりアピールしているPOPを見ると嬉しくなります。2時間かけて来た甲斐があるというものです。2箱買って行くことにしました。
そして隣は成田山ですから、お参りをして帰途につきます。
これが「辰ちゃん漬」です。
成田はてっぽう漬が名産なので、ライセンスを取って地元の漬物屋が作っている様なストーリーも想像しましたが、正真正銘長野の梅宮辰夫漬物本舗のものです。公式ページの「https://umemiya.co.jp/」もまだ稼働しており、店舗一覧には熱川のお店も残っています。
きゅうりの中央をくりぬきゴボウを突っ込んだのがてっぽう漬ですが、しっかり中央のゴボウも見えます。一箱3本入りです。
カットしてみました。これをおかずにご飯を頂きます。
ネットで色々調べてみると「有名人がただ名前貸しただけのものと違い、なかなか美味しかった」みたいな評価を見ましたが、この評価は当たっていると思います。
アツアツご飯と一緒に食べるとあっという間に1本食べてしまいました。
漬物も美味しかったですが、昭和末期から平成初期の観光地の光景を思い出すきっかけも作って貰った気がします。残りのてっぽう漬も美味しく頂くとします。