777段日本一のズリ山階段

 北海道の赤平市には「777段日本一のズリ山階段」という名所があります。赤平駅近くにある小さな丘という雰囲気ですが、ズリとは石炭採掘の際発生した捨石のことです。かつて赤平は石炭で栄えた街で捨石だけでこの様な山が出来上がってしまいました。今日はこのズリ山階段を上ってみたいと思います。

 麓にはトイレも整備された駐車場がありますので車で簡単にアクセスできます。また赤平駅に近いので鉄道で移動する人にも好都合なロケーションです。

 写真左下にコンクリートの構造物がありますが、この周辺の広場はかつての選炭場の跡で現在はこのホッパーのみが残っています。ここの少し南側に住友石炭の立坑が残っており混同する方がいますが、ここは赤間炭鉱という北炭(北海道炭礦汽船)系の炭鉱で昭和48年まで操業をしていました。

 またホッパーも別の機会にお届けしたいと思いますが、今日はこのズリ山の頂上を目指します。

 777段の階段には格段にプレートが設置され、段数と寄付者の名前が刻まれています。あと何段とゴールが見えますので自分を励ましながら登り続けましょう(過去写真:2012年8月撮影)。

 いよいよ頂上が見えてきました。もう少しの頑張りです!

 到着!!麓から見上げると小さな丘という感じですが、そこそこ勾配もありますのでなかなか良い運動になり、達成感も味わえます。デジカメのタイムスタンプで確認すると約10分程度で登っているようです。

 頂上は広場になっており赤平の街が一望できます。

望遠鏡もあります!

 頂上から見た赤平の街並みです。石炭で栄えた最盛期と比較すると人口は1/10になってしまいましたが街並みを眺めながらかつての賑わいを想像してみるのも面白いと思いますが、捨石だけでこの高さになる石炭採掘のスケールを標高で体感できるスポットでもあります。

 また頂上にはベンチや鐘も用意されていますので、疲れたら少し休むことも出来ます。赤平の歴史を伝える「777段日本一のズリ山階段」、是非赤平を訪れたら登ってみて欲しい場所です。

■ 関連リンク

・ ズリ山(赤平観光協会)

・ 777段日本一のズリ山階段(赤平市)

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