立坑巻き揚げ櫓(炭鉱メモリアル森林公園)

 炭鉱メモリアル森林公園は元三菱美唄炭鉱だった施設を公園として整備した炭鉱遺構で、現在二基の立坑巻き揚げ櫓、電源を管理していた開閉所、原炭ポケットが残っています。今回はこれらのうち立坑巻き揚げ櫓をご紹介します。

 公園内入口です。道路を走っているとオレンジの櫓が見えますのでその近くの細い砂利道を入って行くような感じです。車しかアクセス手段がないような場所ですので勿論駐車場もあります。

 早速公園内に入り撮影を開始します。ここからのアングルは有名で炭鉱に興味ある人は一度二度目にしたことがある風景だと思います。

 駐車スペースのある入口側から公園内を見ると、緑の丘に建つ櫓のオレンジ色のコントラストが美しい光景が広がります。この様に丘の上に仲良く並ぶ二基の立坑櫓はオレンジ色に塗装され綺麗に管理されていますので、滑車にワイヤーを通せば再び動き出しそうな佇まいです。

 直下付近はロープで立ち入りが制限されていますが、丘を登って行けば間近で見ることが出来ます。こうやって見てみるととてつもなく巨大な構造物であることがご理解いただけるかと思います。

 今度は奥側の櫓も撮影します。

 この日は天気がコロコロと変わり先程の写真とは別の日の写真の様ですが、今回ご紹介する写真は全て同じ日に撮影したものなのです。しかし昭和47年7月の閉山から半世紀近く野ざらしとは思えないコンディションです。この遺構の大切さを理解して修繕維持に努めていらっしゃる関係者の皆様には頭の下がる思いです。

 ところでこの二台の櫓、一見同じものが二基建っている様に見えますが、細部で細かな違いがあります。何処が異なるか分かりますか?

手前側の櫓

奥側の櫓

 大きなところでは櫓の上のアングル形状が異なっていました。基本設計が同じでもそれぞれの立坑の利用方法や特殊性に応じてマイナーチェンジしていると思いますので間違い探し感覚で見比べてみるのも楽しそうです。

 また周辺にはこの様なオブジェもありました。このモニュメントを使って何か撮影するのも面白いかもしれません。

 今回は炭鉱メモリアル森林公園をご紹介してきましたが、引き続き同公園内の開閉所、原炭ポケットについても紹介していきますので宜しくお願い致します。

■ 関連リンク

・ 旧三菱美唄炭鉱施設(炭鉱メモリアル森林公園)(空知総合振興局)

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