奥多摩工業脇登山道 1

 奥多摩工業は奥多摩地区を中心に石灰を採掘、加工している会社です。奥多摩駅近くにある氷川工場は山の中にある要塞の様でその姿は魅力的ですが、工場の敷地の間を登山道が通っており、ここから眺める工場の雰囲気がまるで工場の敷地の中にいる様な錯覚を楽しませてくれます。

 今回はそんな奥多摩工業氷川工場脇の山道をご紹介致します。

 青梅線終点の奥多摩駅から10分ほど歩くと氷川工場の入口へと辿り着きます。ここで少し位置関係を解説しておきますと中央に見える登山道が「公道」で登山道右側の山側と左の道を下っていった谷側が奥多摩工業の私有地になります。

 登山道の両側が工場の敷地に囲まれている為、登山道を歩いているとまるで奥多摩工業の敷地を歩いているような錯覚を楽しむことが出来るのです。

「ダメだよ!入ったら!!」

 また登山道に面した敷地入り口ではこの様に立ち入り制限が明示されていますので誤って侵入する心配はありません。工場敷地内への侵入は即不法侵入(刑法130条)になりますし、危険箇所もありますので自分自身の安全の為にも絶対に立ち入らないようにしましょう。

 それでは早速工場を眺めながら山道を登っていきましょう。

 先程の山道入口から工場の敷地は下に、そして山道は上に登っていきますのでこの様な眺めになります。

 こうした工場系は構造がよく分かっていないので、この構造物が何の役割を果たしているのか分からないのですが、こうした構造物の役割がわかってくるとまた一段と面白くなってくるのではないかと思っています。しかし決して無駄なものはありませんので「構造的な美しさ」は理解することが可能だと思います。

 工場を一段高い場所から見下ろすような感じになりますので工場の色々な構造物が山道から眺められます。また鉱山系工場独特の臭気も雰囲気を盛り上げます。

 錆びた円筒状の構造物にはコンベヤーが張られています。。

 晴天の空、生い茂る緑、錆びた工場の構造物。最高のシチュエーションです。

 左側の工場の風景を楽しみながら登山道を登っていきますとこの様に山側と谷側を結ぶような構造物の下をくぐるような場所に出会います。ここが工場の敷地内を歩いているような錯覚にさせるハイライトの一つです。「インターネットでは公道と書いていたけど、大丈夫なのかな?」と不安になる場所でもありますが、大丈夫です。

 斜めになった橋桁はまるで自分の敷地のような佇まいです。

 橋桁を支えているアングルもいかにも工場という佇まいでいい感じです。私は雰囲気は好きですが構造等には詳しくないので見た目を楽しむだけですが、この辺が詳しい人なら間近で見られるのでとても魅力的なスポットなはずです。

 橋桁の裏側も撮り放題、サビが浮き出ている感じが「働いている」という雰囲気で魅力的です。

 工場の構造物にここまで寄れて「大丈夫?」となりますが、この様に立ち居入り禁止の場所は明示されていますから、逆に今立っている場所は居てもOKな訳です。

 入り口からこの登山道の見どころである構造物が登山道を横切る場所までを見てきましたが、まだまだこの登山道にはこの工場の魅力を楽しむスポットが有りますので、ここから先は後半でお届けしたいと思います。

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