鉄道博物館 後編

 前回に続き鉄道博物館を一緒に散策してきた写真をお届けしたいと思います。前回同様機材は「PENTAX KP icon」に「smc PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE」を1本装着して撮影です。今回は電気機関車、電車の写真が中心になります。

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PENTAX KP icon(ビックカメラ)
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smc PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE(Amazon)
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DETA : 50mm(75mm)、1/10、f11、ISO6400、WBオート、C/I人物

 それではこれから後半戦、色々見ていきたいと思います。

 ISO6400で撮影したものを更に0.5段明るくしていますので少しノイズが乗っています。しかしこの写真も「EF58」のプレートの角に光が反射して玉状になっているのが格好いい感じです。やはりお肌を綺麗に撮ってもストロボ「パッ」で箱の雰囲気は出ませんのでここは高感度に頼って正解だなと思います。

 しかしこの場所は全く光が無くシャッター速度は1/10、でもPENTAXのボディ内手振れ補正なら75mmの1/10でも止まるのです(理論的な限界値は1/75秒です、なお個人差があります)。撮影が終わってモニターで写真を確認する時、シャッター速度を見てビックリです!

DETA : 18mm(27mm)、1/20、f8.0、ISO6400、WBオート、C/I人物

 ところで前回の記事で展示車両を撮る際、ズーミングでフレーミングするのはよくない的な話をしましたが、丁度良い写真が出てきたので改めて意味を解説しておきます。こちら側(専門用語で言うと1位側)はスペースが少なくここより遠くから撮影することが不可能でした。

 そこで18mmを使用して撮影しましたところご覧の様に遠近感が強調された写真となり博物館で自分が見た雰囲気とは異なります。

DETA : 39mm(58mm)、1/30、f8.0、ISO6400、WBオート、C/I人物

 しかし反対側(専門用語では2位側)で撮ると少し後ろに下がれましたので39mmを使用して撮影しました。先程に比べ遠近感が自然で目で見たままの感じに仕上がっていると思います。

 まずは「機関車が全部入る様に」と考えて撮影すると思いますが、このレンズの焦点距離による写り方の違いも考えて撮るともっと格好いい写真が撮れると思います。一般的に列車をこの様な感じで撮影する場合は少し望遠気味で撮影するとずっしりした重量感も表現できると思います。

DETA : 18mm(27mm)、1/20、f8.0、ISO6400、WBオート、C/I人物

 しかし「鉄道写真はこう撮らなければならない」と考えるのは間違いで、そう堅苦しく考えなくて大丈夫です。この写真は逆に18mmで撮っていますが、更に前へ出て思いっきり遠近感を強調して迫力を出しています。現役時代に本線上でこれを撮ろうとすると「緊急停止~列車妨害で連行」という流れになってしまうアングルですから、博物館ならではの迫力ある写真です。

DETA : 37mm(55mm)、1/90、f8.0、ISO3200、WBオート、C/Iリバーサルフィルム

 国鉄型特急電車の定番JNRマークもきっちり磨き出され輝いています。

DETA : 26mm(39mm)、1/60、f8.0、ISO6400、WBオート、C/I人物

 485系の交直変換設備、常磐線なら取手-藤代間で、東北本線なら黒磯駅で停車中に切り替えていました。そういえば東北本線も黒磯駅の地上切り替えからその先での車上切り替えになりました、世の中色々と変わっていきます。

DETA : 1/6、f8.0、ISO6400、WBオート、C/Iリバーサルフィルム

 いや~本当に鉄道博物館最高に楽しいです。食事中の方も居るかもしれませんので何を撮っているかは申しませんが、この様な床下機器を撮影する時はチルトを活用して撮影します。

 スミマセン、趣味に走り過ぎました。もう少し一般受けする写真を撮っていきます。

DETA : 18mm(27mm)、1/45、f5.6、ISO800、WBオート、C/I人物

 0系コーナー、開業日のホームをイメージした展示になっています。あまり新幹線は詳しくありませんが、客席窓が大窓なので初期車です。

DETA : 18mm(27mm)、1/60、f5.6、ISO3200、WBオート、C/I人物

 実は昭和世代なのにボンネットが光るのは知っていても見るのは初めてだったりして、「こんな感じに光るのか?」と感動しています。

DETA : 26mm(39mm)、1/45、f5.6、ISO6400、WBオート、C/I人物

 ここでは下に降りて行き床下機器や台車を眺められるコーナーもあります。このアングルから台車を眺められる幸せよ!

DETA : 26mm(39mm)、1/60、f5.6、ISO3200、WBオート、C/I人物

「・・・。」
全く興味がありません、機嫌を損ねるとアレなので次に行きます。

DETA : 18mm(27mm)、1/60、f5.6、ISO200、WBオート、C/I人物

 ところでこの様な博物館というと「古くなった車両を磨いて飾っている」という先入観がありましたが、試作車とはいえ現役の形式が展示されていたのは驚きです。JR東日本の本気を感じます。

DETA : 23mm(34mm)、1/20、f16、ISO6400、WBオート、C/I人物

 最後に出口で日付入りの記念撮影、脇にあるD51のカットモデル前にも日付入りのプレートがあります。こうした写真の場合、特に日付が見えなければ全く意味をなしませんのでf16まで絞って背景の文字も読めるようにしています

 このなかよし号は神田の交通博物館時代からある車両ですね。

 開館から13年が経った鉄道博物館ですが、今なお人気の博物館の様で土日休日は多くの方が見学しているようです。しかし懐かしい鉄道車両が美しい姿で展示されている姿は大宮から更に一駅モノレールに乗っていくだけの価値がある所です。

 メイン展示場の車両の美しさにも感動しましたが、神田の交通博物館から展示されていたものも今なお大切に展示されていて二重で嬉しくなりました。

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PENTAX KP icon(ビックカメラ)
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smc PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE(Amazon)
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 このレンズは沈胴式なので格納するコンパクトになりとても便利です。画質はキットレンズなので特筆すべき点はありませんが、可搬性能でお気に入りのレンズです。なお今回使用したsmc PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR REはK-S2用のキットレンズです。

 同性能のレンズを新品で購入する場合は下のHDコート版になります。コーティングとフードの有無以外は変わりません。

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HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE icon(ビックカメラ)
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注:今回はじっくり撮影したいこともあり、平日午前中から撮影していました。開館から10年以上経ちますが、人気の施設ですので土日祝などに同様の撮影は難しいかと思います。

 やはりこの様な場所は未来の鉄ヲタの卵であるお子様方が優先だと思いますので。「洋服や食べ物には殆ど金を使わず、ただひたすら鉄道だけを追い続けるような強者が一人でも多く育ってくれること」を願いながら、展示車両の前ではしゃぐ子供たちを暖かい目で見守りたいものです。

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