姨捨駅の夜景

 先日日本三大車窓の一つということで善光寺平(長野盆地)が見下ろせる姨捨駅をご紹介しましたが、今回は夜景編をお届けしたいと思います。今回もホームからの夜景と近くの姨捨公園から撮影した両方の写真をお届けします。

DETA : 26mm(39mm)、1/2、f4.0、ISO3200、WB白熱灯、C/Iリバーサルフィルム

 駅に到着したらまずは姨捨公園へ行ってみました。もう少し明るい18時過ぎには到着したのですが、じっくりドールを撮るなら駅よりも公園の方が良いだろうと考えた訳です。実際撮影した東屋のある公園には街灯もあり、不自由しませんでしたが、往復の山道は懐中電灯等があった方が良いと思います。

 ちなみにこの写真は帰りの電車内の余った時間でカメラ内現像&デジタルフィルターを施したものです。クロスフィルターを持ち歩かなくてもこうやってクロスフィルター効果をカメラが作ってくれるのです。しかしこれはやりすぎるとかえって汚くなります。私の場合、角度は45度、量は一番少なく、効果も一番弱く設定、しています。

DETA : 26mm(39mm)、1/4、f5.6、ISO3200、WBオート、C/I雅(MIYABI)

 前の写真と画角が同じですが、そのまま撮ったというよりは、いじった挙句結局一緒になったという感じです。個人的な感覚ですが、ここ姨捨公園から見る善光寺平(長野盆地)はフルサイズ換算で35mm位の画角が一番しっくる来るような気がします。

 この写真と下の写真はストロボAF360FGZⅡを同調させています。直炊きですと強くなりすぎますので45度上に向け下側に漏れた光でドールを照らしているような雰囲気です。

DETA : 16mm(24mm)、1/4、f8.0、ISO3200、WBオート、C/I雅(MIYABI)

 公園にはベンチがありますが、ドールを座らせて撮る高さですと生い茂っている草が邪魔になり折角の夜景が綺麗に撮れません。今回は案内用の看板に座らせて撮ってみましたが、より良い写真を撮る為なら何らかの対策を考えて行った方が良いと思います。

DETA : 23mm(34mm)、1/6、f5.6、ISO3200、WBオート、C/I人物

 そして駅に戻ってきました。しかし前回昼に来た時は『少し観光客の多い無人駅』みたいな雰囲気でしたが、今日はいつもと雰囲気が異なります。なんだか「四季島」が立ち寄ったとかでラウンジが営業していたり、賑やかな雰囲気でした。

 この姨捨駅にはもう何度も来ていますが、ラウンジ「更級の月」の存在すら初めて知ったという感じです。JR東日本の皆さんや地元有志の皆さんも数多くいらっしゃって姨捨駅のもう一つの顔を見せて頂いた様な感じです。

DETA : 35mm(52mm)、1/30、f4.5、ISO6400、WBオート、C/I人物

 シャッター速度が1/30なら手ブレ補正機能は必要ありません、退行運転を始める前の下り電車をバックに一枚です。特に駅での撮影にフラッシュは厳禁ですからこの様に高感度に強いと助かります。

DETA : 39mm(58mm)、1/6、f5.6、ISO3200、WB白熱灯、C/I雅(MIYABI)

 左二つの赤信号が上り場内信号機、そして右側二つの赤信号が姨捨駅の出発信号機です。架線柱左横に強い白っぽい光が見えますが、引き上げ線から下り電車が出発するところです。夜景も美しい駅ですが、林立する信号機がスイッチバック独特の線路構造であることを表しています。

DETA : 26mm(39mm)、1/3、f4.0、ISO3200、WB白熱灯、C/I雅(MIYABI)

 上りホームからの夜景です。色々撮っていざこの夜景を前にすると画角は先程の姨捨公園と同じ26mm(39mm)です。意識しなくても気持ちよい画角は結局この周辺になってしまう様です。これも先程の姨捨公園内での写真同様電車内でカメラ内現像&デジタルフィルターを施したものです。

 先程の姨捨公園とはレンズを向ける方角や高度が変わってきますので細部では違いがありますが、似た様な写真が撮影出来ます。日本全国夜景の美しい所は沢山ある訳で、やはりホームからの夜景というところにここの価値はあると思いますが、駅の混み具合によっては「作品づくりは姨捨公園で」という選択肢もアリだと思います。

DETA : 26mm(39mm)、1/4、f4.0、ISO3200、WBオート、C/I雅(MIYABI)、Photoshopにてドールと背景を個別に補正

 この写真はホワイトバランス、露出をドール、背景別々に補正しましたので作例としては参考写真としてください。善光寺平(長野盆地)の夜景が宝石の様に背景に輝いています。

DETA : 26mm(39mm)、1/2、f4.0、ISO3200、WB白熱灯、C/Iリバーサルフィルム

 最後に帰る電車を撮影して車内に乗り込みます。黒も綺麗に出ていますし、テールライトの赤も綺麗で印象的です。先日ご紹介した通り昼も魅力的な駅ですが、夜景もまた美しい駅です。更に満月の頃には撮影し易い時間に丁度良い角度に月が昇りますので、その時の眺めはまた格別な様です。

■ 今回の記事に使用した機材

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PENTAX KPicon(ビックカメラ)
他の取扱店:Yahoo!ショッピングAmazon楽天市場など
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HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WRicon(ビックカメラ)
他の取扱店:Yahoo!ショッピングAmazon楽天市場など

 今回ご紹介した写真は全て手持ちで撮影しました。やはり「KPの高感度は使える!!」という感じです。夜景は本来三脚を使用してスローシャッターでじっくり撮影した方が良い写真になります(当たり前ですが)。

 しかし高感度に強いPENTAXなら何とかなるだろうと今回はKPを使用して三脚無し、全部手持ちで姨捨の夜景を撮影してきました。結果WEBで見る分には十分な画質が得られたと思いますが、折角の美しい夜景スポットでしたので次回は三脚+リアルレゾリューションで究極の夜景位の企画を立ててみたいと思います。

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