足尾貨物線 踏切跡

 「わたらせ渓谷鐵道」の前身である足尾線には国鉄時代には間藤駅から足尾本山駅に伸びる貨物線が存在しました。現在でも鉄道敷地内にはレールが残っている箇所も多く、県道250号線上には踏切も残っています。今回はこの県道250号線上に残る踏切を見学してみたいと思います。

 現地に到着しました。既に昭和62年の運行休止から30年以上が経過していますので、県道上はアスファルトが複数回張り替えられ痕跡はありませんが、踏切警報器や鉄道敷地内にはまだ軌道だった痕跡が残ります。

 踏切警報機。錆が多く発生していますが、黄色、黒色の警戒色は健在でかつてここが踏切であったことを30年以上経過した現在でも誇示している様です。

 警報音を発するスピーカーなどは残っていますが、遮断桿を動かす遮断機は見当たりません。撤去されたのかそもそも道路の交通量も少なく、貨物の運行本数も少なかったので第三種踏切だった可能性もあります。

 足尾本山駅側の軌道はほぼ当時のまま残っており、今列車が走ってきてもおかしくない様な現役感も残っています。この踏切を渡ると間もなく鉄橋を渡り、足尾本山駅を目指して山奥へと進みます。

 反対側の踏切警報器は30年以上の歳月でその背丈の2/3位迄草が伸びてしまいました。この茂みの奥に間藤側へ伸びる軌道がありました。

 こちらは山側を切り開いて線路を敷いた切通しという雰囲気ですが、線路は既に剥がされていました。

 しかしこの切通しの雰囲気、緩やかなカーブは間違いなく軌道跡です。DE10等が牽引する貨物列車がゆっくりこちらに向かってくる雰囲気が容易に想像できます。

 この区間の免許の失効は平成10年でしたのでその時からですと20年少々ということになりますが、実際最後に列車がここを最後に通ったのは昭和62年が最後になりますので、この貨物線の話題はもう30年以上前の昔話になってしまいます。

 間藤駅から北へ400m、歩いて5分程度で訪れることが可能な廃線スポットですので、周辺の観光と併せて足尾華やかし頃の貨物輸送をイメージしてみてください。

■ カメラマン妹尾の機材一言

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PENTAX K-1 Mark II icon(ビックカメラ)
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HD PENTAX-D FA 24-70mmF2.8ED SDM WR icon(ビックカメラ)
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 この足尾行は車で行きましたのでフルサイズ+大三元+お気に入りのレンズ諸々みたいなラインナップで出掛けました。これ位のラインナップで撮影に出かけるとだいたい大きめのカメラバッグで収まりますので、等身大ドールとのお出かけも可能です。荷物の量と画質のバランスというところで、フルサイズ+大三元は結構気に入っています。

 今回の写真は全て24-70で撮影していますが、流石フィルター径82mmの大口径レンズだけあって写りはバッチリで裏切りません。何を主題とするかによりカスタムイメージを変え、写真の雰囲気を変えてみました。

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