ひたちなか海浜鉄道全駅(前編)

 ひたちなか海浜鉄道は都心から特急を使えば2時間足らずで行けるローカル線です。また那珂湊駅近くの「おさかな市場」では新鮮な海の幸を買ったり、味わったりすることも可能です。

 そんな感じに色々と楽しめる路線でもあるので、私自身も時間があれば時々出掛けるローカル線ですが、今回は2回に分けてひたちなか海浜鉄道湊線の10駅を紹介したいと思います。1回目は勝田駅から高田の鉄橋駅までの5駅を紹介します。

■ 勝田駅

 常磐線の勝田駅がひたちなか海浜鉄道湊線の接続駅になります。ここでJRの出場手続きをして湊線に乗り換えます。ちなみに湊線を使ってここ勝田駅から終点の阿字ヶ浦駅まで行くと570円です。1日乗車券は1000円ですから湊線を楽しむなら1日乗車券がおススメです(2020年9月1日現在)。

 またホームの番線は駅長室がある側から1番線、2番線と名付けますが、国鉄時代は「国鉄>私鉄」のような風潮があり、この様な乗り入れ駅で私鉄線が1番線を名乗るのは全国的にも珍しい例です。湊線が1番線、2番線以降がJR線のホームになっています。

■ 工機前駅

 日立工機がHIKOKIに社名変更したのに伴い2019年10月に現在の「工機前駅」となりました。茨城交通時代の平成10年までは日立工機社員専用駅で朝夕の1本ずつを除いては全列車が通過していたという面白い歴史を持つ駅です。

 画面左には自動車が見えますし、画面右の外側には住宅街があるのですが、こんな感じに撮影するとまるで北海道のローカル線の様な雰囲気です。

■ 金上駅

 金運が上がる駅として、勝田の「勝つ」と併せて「勝田-金上」間の縁起切符があります。しかしここ金上駅は無人駅ですので縁起切符は勝田駅、那珂湊駅で取り扱っています。ホーム上にあるペンシル状の駅舎兼待合室が可愛い駅です。

 運行的にはスプリングポイントで上下線の列車交換が出来、朝夕のラッシュ時には那珂湊駅だけでなくここ金上駅でも列車交換を行います。

■ 中根駅

 ひたちなか海浜鉄道湊線の中でもっとも長閑な風景が広がる駅で「ひたちなか海浜鉄道一の秘境駅」と言われています。しかし本物の秘境駅は本当に不便ですが、風景が長閑なだけで上下線とも30分に1本は列車が来ますし、歩いて10分程で県道にも出られますから「手軽に秘境感が楽しめる駅」としておすすめの駅です。

■ 高田の鉄橋駅

 2014年10月に開業したひたちなか海浜鉄道で一番新しい駅です。国道245号線の下にホームがある感じの駅です。駅名の由来は付近の「中丸川橋梁」が地元の方から「高田の鉄橋」と呼ばれていることからこの名前になったとか。

 ところで第三セクターというと経営が苦しいローカル線というイメージですが、沿線には比較的人口も多く地域と鉄道会社が一体となって頑張っていることもありこの様に新駅が出来たり、黒字化が達成出来たりしている鉄道でもあります(勿論吉田社長の人柄や手腕によるところも大きいと思いますが)。

 しかしそんなひたちなか海浜鉄道は現在平磯-磯崎間に新駅を建設中ですので、この高田の鉄橋駅が一番新しい駅であるのもあと少しの間です。

 ということでひたちなか海浜鉄道湊線の勝田駅から高田の鉄橋駅まで5つの駅を10枚の写真で紹介してきました。後半は那珂湊駅から阿字ヶ浦駅迄をご紹介したいと思います。

■ カメラマン妹尾の機材一言

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Nikon Df icon(ビックカメラ)
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 2015年に撮影した少し古い写真ですのでお見苦しい所はご容赦ください。レンズはf2.8の大口径ズームですが、カメラはフルサイズとしてはコンパクトなNikon Dfで撮影しました。このカメラは持っていること自体が楽しいカメラで、一日楽しく撮影をしました。

 画素数は1625万画素と現行カメラとしては少し低めのスペックですが、流石D4のセンサーを使用しているだけあって階調は豊かで明るさ、カラーバランス等をphotoshopで補正しましたが結構綺麗に補正できました(悲しいかな、5年前の写真を見るとやはり色々と粗が目に付くのです)。

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