ひたちなか海浜鉄道全駅(後編)

 前回勝田駅から高田の鉄橋駅までの5駅を紹介してきた「ひたちなか海浜鉄道全駅」ですが、今回後半戦では那珂湊駅から磯崎駅までの5駅を紹介したいと思います。

■ 那珂湊駅

 那珂湊駅はひたちなか海浜鉄道の中心的な駅で本社機能や車両の管理を掌る那珂湊機関区も併設されています。また日中の列車の大半がここ那珂湊駅で列車交換(上下線の行き違い)を行います。

 また那珂湊駅は観光の拠点にも都合がよくレンタサイクルの貸し出しも行われています。自転車があればおさかな市場へは5分程度、少し脚力があれば大洗にだって行けちゃいます。

■ 殿山駅

 住宅地の中を通る切通の中にある様な駅です。階段を登り駅を出ると即住宅地ですが、駅の中の雰囲気は茨城交通時代の面影を残していてどことなくレトロで個人的には雰囲気が好きな駅です。

 ところで1枚目の写真には左側にイラスト入りのひたちなか海浜鉄道タイプの駅名板があります。そして二枚目の写真にあるのは黒一色のあえて言うなら国鉄タイプの駅名板、その裏には青、赤のラインの入った茨城交通タイプの駅名板とこの駅のみ三種類の駅名板を見ることが出来ます。

■ 平磯駅

 駅自体は住宅地の中にある駅という感じで特にありませんが、駅名板にクジラとアンテナが描かれています。クジラは平磯海岸の夏に登場する「くじらの大ちゃん」で、滑り台機能が付いた海水浴場の人気者です。アンテナは近くにある『情報通信研究機構 平磯太陽観測施設』のアンテナです。

■ 磯崎駅

 磯崎駅もまた住宅地と畑に囲まれた駅ですが、ホーム自体が古く、カーブを描いているので個人的にはなかなか味のある駅だと思っています。また駅銘板のイラストは芋、茨城名産干し芋になります。

 お隣の阿字ヶ浦駅近くにある「平磯屋ほし芋楽天市場店」さんの干し芋、店舗責任者は「磯崎」さんです。「平磯屋の磯崎さん、お店は阿字ヶ浦にあります。」と書くとひたちなか海浜鉄道の駅名順になります。

■ 磯崎駅

 阿字ヶ浦はひたちなか海浜鉄道湊線の終着駅です。かつては海水浴で賑わい国鉄線の上野駅から臨時急行「あじがうら」が乗り入れていました。現在ほとんどの列車が単行で走っているのに対しホームが長いのはその時の名残です。

 また2枚目の写真の右側には四角いコンクリートの構造物がありますが、これはSL時代の給水設備です。バリアフリー化に伴い乗降する部分は新しい雰囲気となりましたが、各所に茨城交通時代の名残もあり、終着駅独特の雰囲気があります。

 全2回でお届けしてきたひたちなか海浜鉄道の全10駅ですが、特急を使えば都心から2時間、一日フリー切符を使えば1000円で湊線乗り放題、30分に一本列車が走っているのであまり難しく考えず出掛けられる、那珂湊駅をはじめ沿線には美味しいものいっぱいと便利で魅力いっぱいのローカル線です。

 もしこの記事を読んで興味をお持ちになりましたら、ぜひ一度訪れてみて欲しいローカル線です。

■ カメラマン妹尾の機材一言

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Nikon Df icon(ビックカメラ)
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 2015年に撮影した少し古い写真ですのでお見苦しい所はご容赦ください。レンズはf2.8の大口径ズームですが、カメラはフルサイズとしてはコンパクトなNikon Dfで撮影しました。このカメラは持っていること自体が楽しいカメラで、一日楽しく撮影をしました。

 画素数は1625万画素と現行カメラとしては少し低めのスペックですが、流石D4のセンサーを使用しているだけあって階調は豊かで明るさ、カラーバランス等をphotoshopで補正しましたが結構綺麗に補正できました(悲しいかな、5年前の写真を見るとやはり色々と粗が目に付くのです)。

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