タウシュベツ展望台

 旧士幌線のタウシュベツ川橋梁は「幻の橋」と呼ばれ、観光名所としても有名ですが、この橋を見るには3つの方法があります。

1・十勝西部森林管理署東大雪支署で林道へ入る通行証や鍵を借り、林道を4kmほど走破して橋を間近に見る

2・ひがし大雪自然ガイドセンターが開催するツアーに参加して間近に見る

3・今回紹介する750m離れた展望台から見る

の3つの手段があります。しかしここ最近ニュースなどで「今年が最後か?」などと報じられるようになってから来訪者も多い様で、1、2は申込者が多く今回は3の方法ということで展望台へ行ってみました。

 上士幌から北上していくと糠平温泉郷から約8kmで展望台の駐車場になります。展望台から遊歩道の中を200m程歩くと視界が開け写真の様に「タウシュベツ川橋梁」が見えます。しかし橋梁迄750mありますから肉眼で見ると「え?これだけ??」という感想になるかもしれません。

 しかし200mm位の望遠レンズがあると美しいタウシュベツ川橋梁の全貌を捉えることが出来ます。

 解説ではこの様に書かれていますが、今年は少雨の影響で10月で完全に姿を見ることが出来ます。

 モノクロで撮影して美しい橋の形だけを浮き出たせても良いかもしれません。望遠鏡、望遠レンズは必須ですが、対岸の国道沿いでは一番橋をよく見ることが出来る場所です。

 ところでタウシュベツ川橋梁も良いですが、駐車場から展望台へ行く中間地点にクロスする様に遊歩道が通っています。こちらが廃線直前まで列車が通っていた士幌線の軌道跡を遊歩道として整備したもので、糠平温泉郷近くまで8km続いているようです。

 全線走破は難しくても数十m遊歩道に入ってみると展望台へ行く人混みを避けられますので、静かな廃線跡巡り気分を味わえます。

 「この様な森の中を40年以上前には汽車が走っていた」と考えるか、「汽車が通らなくなって40年以上が経過したらこうやって鉄路も自然へと還っていく」と考えるかは人それぞれだと思いますが、この場所を列車がかつて走っていたと考えると少し胸が熱くなります。

 士幌線跡はタウシュベツ橋梁だけが取り上げられる機会が多く有名ですが、僅か数十m遊歩道に入るだけで静かな廃線巡り気分を楽しめるこちらの遊歩道もとても良い雰囲気です。

 冒頭1の方法で橋間近の所まで行った時の記事はこちらです。

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