JPG、RAWどちらで保存するのが良いのでしょうか

JPG、RAWどちらで保存するのが良いのでしょうか

2019年4月3日 オフ 投稿者: dollman

 デジカメには写真の保存形式でJPG、RAW、RAW+が選べます。またJPGは写真の大きさがS、M、L、画質が高~低と選べるようになっていますが、どれを選べば良いのでしょうか。結論から言うと『RAW+』でJPG、RAW両方を記録、JPGは最大、最良画質がおすすめです。画像データに関しては「大は小を兼ねる」という考えで容量はあまりケチらない方が良いと思います。

■ 画質を考えたらRAWは絶対欲しい

 まずは露出アンダーの写真を用意します。この画像はJPGですが、RAWでも撮影していますのでまずはRAWを1.5段位プラスに補正、更に好みで赤味を足してみました。

 欲を言えば露出の補正は±1段迄に抑えたいところですが、1.5段程度の補正なら綺麗に色も出ますし、ヒストグラムを見てもなだらかな曲線です。RAWから補正すると綺麗な画像を作り上げることが可能です。

 今度は元のJPG画像を上の写真の様にPhotoshopで明るくしてみました。写真では一見同じような仕上がりですが、ヒストグラムを見ると階調が崩れているのがお分かりいただけるかと思います。

 バシッとJPGで一発で決めてしまえば問題ないのかもしれませんが、明るさや、色味、コントラストを後から調整したいことも出てくるでしょう。その時JPGではいじればいじるほど崩れてしまいますが、RAWなら画像を劣化させることなく画像を仕上げることが出来ます。データーに関しては「大は小を兼ねる」という考えでRAWを持っておけば画質の面では一番安心です。

■ データの救出を考えたらJPGが一番安全

 RAWが画質の面で有利と聞くと「JPGは要らない?」と考えがちですが、SDカードやHDDが飛んだ時の復旧ではJPGの方が有利です。JPGは各社共通でWindows95位の時にでも既にあったファイル形式なので復旧できる確率が高いです。

 一方RAWは各社規格がまちまちで一般的ではありません。例えば新しいカメラが発売になった時RAW現像ソフトが対応していない時がありますが、そのような感じで復旧ソフトが対応できないこともあり得ます。

 しかし一般的なJPGなら各社がしのぎを削って復旧ソフトを開発していますので復旧できる確率が高いですし、写真の様に若干壊れていても(壊れた写真のイメージです)トリミングして使えそうです。なのでデータの安全性を考えたら絶対にJPGでも押さえておきたいところです。

 という訳で一番理想的なモードは『RAW+』モード(RAW、JPG両方保存)だと思います。またJPGの画像サイズですが、大は小を兼ねるで一番大きな画像にしておくと今後大きくプリントしたい、少しトリミングをしたいという時にも役立ちます。