津軽鉄道一の秘境駅「毘沙門駅」

 津軽鉄道は奥津軽を走る本州最北端の私鉄としてその存在が都市部の人間にとっては非日常ですが、今回紹介する毘沙門駅はその津軽鉄道一の秘境駅として有名な駅です。何も無いのが見所という贅沢な駅です。

 「秘境駅」という言葉は牛山 隆信さんが作った言葉とも言われていますが、「誰が使っているんだろう?」と感じるような駅を指すようです。津軽鉄道ではこの毘沙門駅が津軽鉄道一の秘境駅と謳っていますが、津軽鉄道自体が人口の少ない奥津軽を走っていることもあり、見応えはなかなかです。


秘境駅の歩き方 この週末で行けるプチ探検の旅

 列車を下車してみると流石津軽鉄道一の秘境駅、森の中に取り残されてしまったような印象を受けます。

 「鉄道林」という言葉をご存知でしょうか、吹雪や強風から鉄道を守る人工林のことを「鉄道林」と呼びますが、毘沙門駅は背後を鉄道林に覆われている関係上まるで森の中に取り残されたような雰囲気を醸し出しているのです。種明かしをしてしまうと防雪林の裏側には周辺の方の生活道路が存在します。

 鉄道林を形成する樹木が駅に覆いかぶさるように生い茂っています。

 待合室が改良される前の写真ですが、駅の全景です。実際近くには踏切や道路もあり少し歩けば民家もあるのですが、防雪林に囲まれた一面のホームは「誰がこの駅を使っているんだろう」という雰囲気にさせてくれます。

 列車は約1時間間隔で走っていますので、次の列車が来るまでの1時間は誰も居ない秘境感を楽しんでみてください。何もすることがないと長く感じそうな1時間ですが、写真撮影をしたり周辺を散策したりしていると案外1時間という時間は短いものです。

 先程防雪林の裏に道があるとお話しましたが、その道を少し登っていくと走る津軽鉄道を一望できるスポットもあります。

 約1時間後後続の上り列車が到着しました。そろそろ現実世界に戻るべくこの列車に乗車したいと思います。

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