シューパロ湖湖底から姿を見せる旧鹿島地区の姿

 シューパロ湖は元々1962年に竣工した大夕張ダムによって形成されていましたが、2015年に竣工した夕張シューパロダムによって水域が大幅に拡大しました。夕張シューパロダム竣工時には鹿島地区と呼ばれる地域が水没しましたが、水位が下がると当時の道路や林などが姿を現します。

 今回はシューパロ湖に架かる白銀橋の上からその様子を見てみたいと思います。

 まずは下流側を見てみたいと思います。写真の遥か奥側に夕張シューパロダムがあります。

 水害にあった道路の様にアスファルト上には土砂が堆積しています。周辺の木々は立ち枯れていますが、湖側にも人工的な区画のようなものが残っておりかつてここに人が存在したことが伺い知れます。

 それと画面中央のやや右寄りの湖面上にアーチ状のものが顔を出しているのを覚えておいてください。後ほどこちらの近くにも行ってみたいと思います。

 今度は白銀橋から上流側を見ます。

 木々が立ち枯れた雰囲気は同じですが、道路には橋もあり、アスファルトに描かれた白線も残っています。またこの辺は緑も所々見えますのでここまで湛水することは少ないのかもしれません。水没してしまいますと右側の木の様に立ち枯れて白くなってしまいます。

 それでは国道452号線を少し下流側に移動して、先程のアーチ状の構造物の近くにやってきました。果たしてこれは何でしょうか。

 まだこの地区が水没する前、ここはシューパロ湖というよりは夕張川だったのですが、その夕張川を渡る鉄橋がそのまま水没し、上部だけが顔を出している状態です。

 偶然建設途中の湛水前の写真を撮影していたのでご紹介します。水没した橋と立ち枯れて真っ白になってしまった木々の2012年8月の様子です。先程訪れた白銀橋も奥でまだ建設中です。

 湛水面積1,400ヘクタールと朱鞠内湖に次いで日本第2位のシューパロ湖ですが、白銀橋付近は先程の写真のように緑も多く地表に出ている時間が長いのではないかと想像できます。つまりこの光景を見ることが出来るチャンスが多いのではないかということです。

 夕張から国道452号を北上していくとこれらの光景を見ることが出来ますので、夕張を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。見慣れた農村の風景っぽいのに木々は立ち枯れモノクロームの世界になっているのが他ではあまり見れない光景です。

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