富山港線 東岩瀬駅跡

 富山地方鉄道富山港線はかつて国鉄(JR西日本)の富山港線として運行していましたが、その後富山ライトレールとして2006年に再出発、2020年2月に富山地方鉄道の一路線として吸収合併され現在に至ります。

 国鉄(JR西日本)の富山港線時代の駅舎はライトレール化の時に大半は取り壊されましたが、競輪場前駅とここ東岩瀬駅のみ休憩所として残り現在も活用されています。

 東岩瀬駅駅舎は県道1号線の富山魚津線沿い、御蔵町踏切脇にあります。

 国鉄時代の典型的な木造駅舎です。

 東岩瀬駅跡ですが、現在は鉄道に乗車するのにこの中を通る必要はありません。中は駅の機能は無く純然たる休憩所として使われており、鉄道利用者以外も使用することが可能です。ベンチ、トイレなどが用意されていますが、禁煙になっています。

 中の様子です。駅時代の設備は取り払われ広い休憩施設になっています。

 ホーム側に回ってみましょう。目測で2両分くらいのホームが残されて、看板などが当時の面影を残しています。ちなみにこの場所へ来る為には現役時代なら必ず改札を通らなければなりませんでしたが、現在は踏切脇の階段からでも到達することが可能です。

 ホームの話をしていたら富山駅行きの下り列車が到着しました。しかし現在は柵が立っていますのでこちらから列車に乗車することは出来ません。

 御蔵町踏切からホームを眺めてみます。保存されている国鉄(JR西日本)のホームが右側、現在のホームが左側です。ライトレール化されホームの高さも一般的電車の高さと全く異なることが理解できる場所です。

 富山ライトレール時代に車両を入れて撮った写真です。現在の車両がいかに低床かが分かります。

 廃止された駅舎が保存されているケースは日本全国色々とありますが、ここは富山港線で残った数少ない駅舎であることと、一般的な鉄道とライトレールとの違いが分かりやすい場所として面白いスポットです。もっと駅舎の写真をご覧になりたい方は「日本懐郷鉄道」でも別角度の写真を紹介していますのでご覧ください。


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