ホワイトバランスとは

ホワイトバランスとは

2019年4月10日 オフ 投稿者: dollman

 ホワイトバランスとは文字通り「白いものを白く写す」機能です。なぜその様な機能が付いているかと言いますと、一見白く見える日常の光には様々な色が付いていてそれを補正する必要があるからです。今回はこのホワイトバランスについて解説していきます。

■ ホワイトバランスとは

 それでは光の色について例を挙げて説明していきましょう。まずは写真の場合、太陽光が光の色の基準となります。またストロボの光もほぼ同じ色です。これらの光源下で撮影すると白いものが白く写ります。

 この基準の色に対し蛍光灯は黄緑色が強くなります。同様に白熱球はオレンジ色、夕日もオレンジ色が強くなります。また太陽光でも曇りの日は青みが強くなりますし、晴れている日の日陰は更に青みが強くなります。

 人間の目はこれらを上手く補正してくれますが、カメラのセンサーはそこまで器用ではありませんので調整をしてあげる必要があります。その機能がホワイトバランスです。カメラには晴天、曇天、日陰、蛍光灯、白熱灯などのホワイトバランスがあり、更にこれらの調整を自動で行ってくれるオートホワイトバランス(AWB)もあります。またこのような大まかな設定の外、右側にある四角い升目を使用して微調整をすることも可能です。

■ 同じ写真でもホワイトバランスを変えてみると・・・

 水銀灯下で晴天に設定して撮影すると、写真の様に緑被りを起こします。今回はオートホワイトバランス(AWB)を使用しても殆ど同じ色になってしまいました。

 しかしホワイトバランスを昼白色蛍光灯にするとほぼ見た目通りの色になりました。厳密にはまだ少し緑が残っているので微調整でマゼンダをプラスすると完璧になりそうです。

■ RAWで撮るならホワイトバランスはオートでオッケー

 それでは普段撮るにはどのモードが良いのでしょうかという話ですが、RAW で撮るならオートホワイトバランスで良いでしょう。良い色が出たらラッキー、気に入らなければあとで微調整も出来ます。

 RAW ならばホワイトバランスは画質を落とさず調整が可能なので、現場では細かい調整よりシャッターチャンスを優先してください。

 またホワイトバランスは本来「白いものを白く写す」機能ですが、逆点の発想でカラーフィルター代わりに使用することも可能です。オレンジ色を強調したければ曇天、日陰モード、青みを強めたければ白熱灯にすると上手くいきます。この辺はまた別の機会に作例を交えて紹介していきましょう。