ひたちなか海浜鉄道湊線 那珂湊駅

 ひたちなか海浜鉄道の基幹となる駅はやはり那珂湊駅です。運行関係でいうと朝の金山駅での列車交換を除くと列車交換(行き違い)は全てここ那珂湊駅で行われますし、修繕設備のある那珂湊機関区も併設されています。

 また有人駅が勝田駅と那珂湊駅だけですので、記念きっぷやグッズの取り扱いもここ那珂湊駅だけになります。

 そして近隣には那珂湊漁港がありレンタサイクルの営業も行われていますので、観光の拠点としても便利です。

 那珂湊駅は趣のある木造駅舎が美しい駅舎ですが、1913年(大正2年)の開業からの駅舎が残る駅として関東の駅百選にも選ばれています。

 駅舎の中もレトロな感じが残っておりいい雰囲気です。一日乗車券、「勝田-金上」の縁起きっぷ、ひたちなか海浜鉄道のオリジナルグッズ、そして先日ご紹介したひたちなか開運鐵道神社のお守り、神社札なども左奥の窓口で取り扱っています。

 一角には「関東の駅百選」のプレートもありました。自販機の左側には販売中のグッズが並んできます。種類も豊富ですので、お時間があれば是非覗いてみて下さい。

 また駅ではレンタサイクルも取り扱っています。1日乗って1000円、電動自転車、クロスバイクなど種類も豊富です。天気が良ければ自転車でいくつかお店を巡って食べ歩きなども楽しそうです。

 またここ那珂湊駅は運行上の要所でもあります。右奥に見える小屋が那珂湊機関区です。修繕、点検もここで行われます。

 機関区に収まるNDCたち。茨城交通時代の3710、37100ですが、最近導入されたキハ12もまたNDCの仲間といえますので形式が統一された感じです。数年前くらいまでは旧型の気動車が集っていたのでここ10年ほどで雰囲気は一変しました。

 中線に留置されたキハ20と上り列車の3710-01。キハ20はひたちなか海浜鉄道で唯一籍の残る旧型気動車ですが、現在は臨時列車の運用のみで定期運用は新しい気動車が担っています。

 駅舎と繋がる上りホーム。現在は単行、2両編成の列車が大半ですが、かつては国鉄からの海水浴客を乗せた臨時急行「あじがうら」が入線してきていましたので駅ホームは長編成対応の立派なものになっています。

 そしてバリアフリー化されたものの開業当時からあったであろう構内踏切も健在です。上り列車が入線前には一旦遮断器が閉まります。

 阿字ヶ浦方の踏切から那珂湊駅を見てみます。カーブの先に見える木造駅舎のこじんまりとした駅は味わいがあっていいものです。また駅に機関区まである線路配置は鉄道模型のミニレイアウトの参考にもなりそうです。様々な視点で魅力的な駅だとおもいます。

 最後に夜の雰囲気をご紹介して那珂湊駅の紹介を終えたいと思います。

 歴史ある木造駅舎も日が暮れて照明が点灯するとまた昼間の雰囲気とは違った魅力が感じられます。

 ホームで発車を待つ上り列車の雰囲気もいい感じです。

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