清水沢ズリ山(夕張)

 かつて炭鉱のあった街には必ずズリ山が存在しましたが、炭鉱で栄えた夕張もまた清水沢にズリ山が残っています。今回はこの清水沢のズリ山に登ってみてみたいと思います、高い所に登れば夕張の街も一望できそうです。

 かつて炭鉱が栄えていた頃は炭鉱のある場所には必ずズリ山が存在しました。しかし整備等しないと崩落等の危険もあることなどから現在北海道で見学できるズリ山は万字、赤平、そしてここ清水沢と僅か3箇所です。ここは街の有志の方が中心になって草むしりや階段設置の整備が行われ快適に頂上まで登ることが出来ます。

 高低差60m程ですから気負う必要はありません。北海道に残るズリ山の中でも一番登りやすいズリ山だと思います。

 僅か数分で最初の休憩スペースです。椅子なども設置されていますのでゆっくり登りましょう。既に少し高い場所に居ますので街の様子がはっきり分かります。炭鉱住宅が並ぶ街の姿は炭都夕張という雰囲気でテンションも上がります。

 更に登って行きましょう。先程も書きましたが、有志の方たちで階段等も整備していますので快適に登ることが出来ます。

 次の休憩スペースでは反対側の炭鉱住宅が見ることが出来ます。木々の茂り方にもよると思いますが、訪れた時は頂上よりここの眺めの方が開けており、街の雰囲気を撮影するなら頂上へ向かって左側のこの2番めの休憩所の方が良さそうです。

 夕張のシンボルでもある清水沢発電所とリニューアルされた清水沢ダムもはっきり見えます。

 ところでこのズリ山は石炭を掘った際に出るカスの岩石を捨てた場所ですから石炭もどきがあちこちに落ちています。一見すると石炭に見えますが、夕張の選炭技術は高かったこともあり実際は不純物が多く石炭としては使えないものです。

 しかし石炭っぽいものを見かけると、ここがただの丘ではなくズリ山であることを改めて認識させてくれます。

 写真を撮りながらゆっくり登っても10分かからず頂上に到達することが出来ます。木々の茂り方や方角によっては先程の途中の休憩所の方が建物がよく見えたりしますが、やはり頂上は頂上ですので是非ここまで来てみて欲しいところです。

 ここもやはりベンチが設置されていますので、休憩することも可能です。

 同じ形の住宅が並ぶ炭鉱街独特の雰囲気は30年以上が経過した今も失われていません。下にTHETAで撮影したズリ山の360度画像を掲載しています。左下の「ΘTHETA」のロゴ部分をクリックして頂くとtheta360.com上の大画面でご覧いただくことが可能です。

清水沢(夕張)にあるズリ山の頂上からの360度画像です。炭鉱住宅が密集する姿がかつて炭鉱で栄えた街という雰囲気です。 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

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