ドール写真家視点で考えるGRⅢのメリット

 GRⅢの良さを一言で言うなら「ポケットに入る小ささなのに、一眼並みに高画質」というところだと思います。レンズ交換式の一眼を持っていくのは億劫でも、GRⅢならポケットに入れておけますから、とにかく常にカメラを持ち歩いて多くのシャッターチャンスに出会いたい人向けのカメラだと思います。

 今回は作例を紹介しながらドール写真家視点でGRⅢのメリットについてまとめてみたいと思います。

■ 何処にでも持っていけるコンパクトさ

 我が家の等身大娘に持たせてみました、面積でいえばスマホより小さい手のひらサイズです。この大きさですからポケット、鞄何処にでも入れておけますので常にカメラを持ち歩きたい人にはうってつけのカメラです。このコンパクトさは先日書きましたように航空機内での使用、サイクリングなどでも有用です。

 私的には「小さいから便利だろうな」位の気持ちで購入したGRⅢでしたが、実際等身大ドールを撮影する時大変重宝しています。等身大ドールはその材質によって2kg台から30kgまでと様々ですが、写真の様に山頂の展望台で撮影となるとその重さがネックになってきます。

1/800、f8、ISO200

 例えば「等身大ドールを担いで更にカメラバッグをぶら下げて登山」となると諦めてしまうようなシチュエーションでも「ドールさえ担いでいければ・・・」という発想になり、写真を撮ることが出来ました。この写真は北海道赤平市のズリ山で、山頂まであるいて10~15分程度の山道ですが、この様に無事山頂で撮影することが出来ました。その後も様々なところで撮影することが出来てあの時購入しておいて良かったと思っています。

■ APS-Cサイズセンサー&単焦点がもたらす高画質

 次に高画質という点について書いていこうと思います。一見コンパクトの見た目ですが、一眼レフカメラでも使用されているAPS-Cセンサーを使用しており、またズームを考えていない単焦点の為コンパクトなボディにもかかわらず高画質な写真を撮影することが出来ます。

1/250、f11、ISO200

 風車の見える丘で1/3ドールを撮影してみました。普通にとても綺麗に写っていると思いますが、更に拡大してこの写真を見てみたいと思います。

 まずはピントの合っているところを見てみましょう。クリックして拡大した画像がピクセル等倍です。髪の毛の一本一本や飾りのレースも綺麗かつシャープに表現されています。

 そして風車根元付近のボケ部分の描写も単焦点らしく美しくボケています。こちらもクリックして拡大した画像がピクセル等倍です。

1/30、f2.8、ISO400

 今度はレンズの性能を見る上で目安になる「開放、無限遠」の写真です。

 遠景の桜の花付近の拡大写真です。クリックして拡大した画像がピクセル等倍です。

■ 小さなドール撮影に有利なマクロ機能付き

1/30、f8、ISO800

 マクロモードにするとレンズ先端から6cmの距離まで寄れますので、1/12サイズの小さなドールでもここまで存在感をもたせて撮影することが出来ます。高品質な目のプリントから洋服生地の目までクリアに表現されています。

1/30、f8、ISO1250

 1/6ドールを撮るとこの様な感じになります。

■ 暗所に強いので夜の街でも手持ちドール撮影が出来ます

1/20、f5.6、ISO6400

 最高ISO感度102400に3軸手ブレ補正で市街地なら夜の撮影もご覧の通り手持ちで出来ます。こんなシチュエーションなら普通三脚を使用しなければなりませんが、手持ちで撮れれば細かく目線をずらしながらサクサク撮影できますので、表情の良い一枚が撮れる可能性が高まります。

 とにかく機動性に優れるので、一眼レフでは諦めていたシチュエーションでもサクサク撮影できて重宝しています。本格的な撮影は一眼レフ&各種交換レンズ、一眼レフを持っていくのが不可能、億劫な時はGRⅢと使い分けていますが、GRⅢのおかげで撮影のチャンスは飛躍的に増えたと思います。


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