APS-C機+マウントアダプターKでオールドレンズを楽しんでみよう

 PENTAXはフィルム時代からマウントが不変であり、またマウントアダプターKを利用すればM42マウントのレンズを装着することも可能です。マウントアダプターKのレビューでは35mmフィルムと同じサイズのフルサイズ機K-1を利用しましたが、APS-C機ではどんな感じになるでしょうか。

 今回はAPS-C機ということで「PENTAX KP icon」で撮影してみますが、K-70でも同じ様な写真が撮れると思います。「PENTAX KP icon」はクラシカルなデザインなのでオールドレンズが似合いますが、オールドレンズらしい写真が撮れるのでしょうか。

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PENTAX KP icon(ビックカメラ)
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 というのは一般的にレンズは中央部が一番性能が高くなっており、周辺部になるに従って粗が出てきます。つまりオールドレンズを楽しむという観点で言えば周辺部の赤い部分にオールドレンズらしさが出るということです。

 しかしAPS-C機にフィルム時代(フルサイズ)のレンズを装着すると、レンズ中心部しか使いません。オールドレンズらしさは減少しそうですが、一方でレンズの一番美味しい部分のみを使うという考え方も出来る訳でフルサイズとはまた違った雰囲気になりそうです。

 というわけで早速何枚か撮影してみます、勿論「オールドレンズらしさ」を出す為に絞りはオール開放です。

 やはりオールドレンズです、左下側の光のボケはレモン状になっています。どれ位普通に写って面白くないかと心配していましたが、現行のDAやD-FAではこの雰囲気は出せません。以下色々撮影してみましたのでオールドレンズの描写をお楽しみください。

 こちらはカスタムイメージを「ほのか」にしています。

 そしてモノクロ。後ろの草のボケが暴れているのがいい感じです。

 個人的にはオールドレンズには「銀残し」も合う気がします。銀残しのベース色はデフォルトが緑色になっていますが、そのままだとゾンビになってしまいますのでドールの場合オレンジ、マゼンダ、レッドなど暖色系をベースにすると良いと思います。

 カスタムイメージのベース色は「銀残し」を選んだ後詳細設定で選択できます。

 いかがだったでしょうか。私的には十分オールドレンズの写真だなと思いました。勿論周辺部を使える、画角を換算しなくて良いフルサイズのほうがよりオールドレンズらしいのかもしれませんが、折角マウントアダプター1個で50年以上前のレンズが使えるのですから是非APS-C機でもオールドレンズを楽しんで欲しいところです。

 また1/3ドールは小さい分ピントの合う範囲が狭くなります。オールドレンズらしさを出す為に開放を使用した時は、フルサイズと比較してAPS-Cのほうがボケ過ぎないというメリットもあります。

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マウントアダプター K icon(ビックカメラ)
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PENTAX KP icon(ビックカメラ)
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 ちなみに著者はPENTAXのOBです。

・ オールドレンズ実写図鑑 レビュー

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