PENTAX auto110用レンズをフォーサーズカメラで楽しむ

 フィルム時代にPENTAXはauto110というポケットサイズのカメラを作っていました。今回は当時のレンズを使用してデジカメで写真を撮ってみたいと思います。

 PENTAX auto110はフィルム時代末期に35mm判の低価格化やAPSカメラの台頭で姿を消しましたが、その設計思想はその後デジタル時代になり「Optio I-10」や「Qシリーズ」に受け継がれています。

 という歴史を見れば本来は「Qシリーズ」に装着して楽しみたいところなのですが、Qシリーズはセンサーサイズが小さい為auto110で一番広角レンズである18mmでも82mm相当の中望遠レンズとなってしまいます(Q7、Q-S1装着時)。

 これはこれで一つの楽しみ方ですが、やはり当時の画角で楽しもうとすると110フィルムに近いセンサーサイズが良いでしょう。

 で少し考えるとマイクロフォーサーズのセンサーサイズは約17.3mm×13mm、110フィルムのサイズは17mm×13mmと言われていますからマイクロフォーサーズのカメラを使用すると当時の画角で楽しめるという結論になります。

 ということで早速「OLYMPUS E-PL2」に装着してみます。この様な組み合わせでは「pixco マウントアダプター ペンタックス AUTO110レンズ → マイクロフォーサーズボディ」が必要になりますからこちらも手配します。

 今回は部屋に眠っていた古いPENを使用しましたが、「カメラらしくファインダーを覗いて撮影したい!」というならOM-Dシリーズの方が良いかもしれません。またPanasonicのLumixシリーズもマイクロフォーサーズなので好みの機種を選んでみてください。


OLYMPUS E-PL2
他の取扱店:Yahoo!ショッピング楽天市場など


pixco マウントアダプター ペンタックス AUTO110レンズ → マイクロフォーサーズボディ

 とりあえず撮影してみました。夕刻の屋外でISO800、1/750です。絞りはレンズではなくauto110のボディ側についていた為、開放の2.8になってしまいます。オールドレンズの味というのは絞れば薄くなってしまいますので開放は開放で良いのかもしれません。

 しかし「どうしても絞りたい時は?」とネットで色々調べてみますと裏側に5円玉を入れると少し絞ったことになるようです。裏側に5円玉を入れ(この時レンズの後玉を傷つけないように注意してください)24mm(内径16mm)の水道パッキンで押さえつけます。

 パッキンで押さえつけたら穴がだいたい中央に来るようにずらして調整します。

 5円玉の有無で比較してみました、室内光、ISO800という条件は同一です。5円玉無しですと1/45でシャッターが切れましたが、5円玉を装着すると1/15になりましたので、5円玉の穴を使うことで1.5段分位絞れた様です。

 言い換えると5円玉無しが1/45、f2.8、5円玉有りが1/15、f4.5という感じです。写真も拡大して口や前髪を見ると1.5段絞った分被写界深度を稼げているようです。

 1万円位出せば絞り機能付きのアダプターもある様ですが、あまり絞らず使うのならこの様な方法で絞り代用にする方法もあります。

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