「これからのPENTAXカメラが大切にしていくこと」を視聴して

 PENTAXが「これからのPENTAXカメラが大切にしていくこと」という動画を公開しました。ペンタプリズムのファインダーやカスタムイメージにこだわっていく決意の様なものが語られていますが、この辺が気に入ってPENTAXを使っている私としては頼もしいメッセージでした。

始まりと最新

 ところでマニュアルフォーカスの頃(まだ子供の頃の話なので半分記憶、半分後から聞いた話ですが)はカメラメーカーは各社もっと個性があったと思います。しかしデジタル化、技術の成熟で多少の得手不得手はあるもののどこのメーカーのカメラを使ってもほぼ同じ、それも美しい写真が撮れる様な横並び状態になりました。

 しかも性能は既にオーバースペック、例えば10%性能が向上しても買い替えて貰える時代ではなくなってきています。そんな中カメラメーカーが生き残るには再び方向性や差別化が必要な時代になったのかなと思います。ある意味昔の様に個性が必要な時代になってくるのかもしれません。

 ただPENTAXファンとしては「よくぞメッセージを発信してくれました!」と思う一方、「そんな事言わなくても分かっているよ。」という気持ちもあります。何故なら今回発信した様な強い決意が無ければあんな「HD PENTAX-D FA★85mmF1.4ED SDM AW」みたいなレンズを作れないでしょう?ということです。

 従来のいわゆるPENTAX価格から比べると高い、そして先代より一回り大きくなって重たくなったレンズ、しかし画質は超絶素晴らしい!!モニターで撮影した写真を確認したら、重さも価格も忘れてしまうそんなレンズ、企業の方針がブレていたら絶対作れないと思います。

 「もっといいものを自分たちの手で作っていくんだ!」というメッセージを「HD PENTAX-D FA★85mmF1.4ED SDM AW」を買った人なら何となく感じ取っていたのではないでしょうか。そういうことでメッセージの発表は今日でしたが、既に相当前から会社の方針は決まっていて、その方針に従って動いていたことが想像できます。

 そうすると当然次期APS-Cフラッグシップ機もそうした精神が込められた名機になりそうな予感です。次期APS-Cフラッグシップ機については最後の所で少しだけ触れられていますので、是非動画をご覧になってみてください。

 「今後カメラ業界はどうなるのだろう?」「PENTAXはどうなるのだろう?」そんな不安を持っていた方もいらっしゃるかもしれませんが、企業のトップが自ら自分の言葉でこの様なメッセージを発信してくれる企業姿勢は頼もしいし、信頼できる企業だなと改めて惚れ直しましたw。

 日本初の一眼レフ機はPENTAXの前身である旭光学が作ったこのAsahiflexです。日本の一眼レフの歴史はこのカメラから始まりました。これからも一眼レフのパイオニアとして魅力ある一眼レフ機を生産して欲しいと思います。

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