Photoshop Elementsで渋い「ブリーチバイパス」仕上げにする

 PENTAXを使っている方はカスタムイメージを銀残しにすると彩度のグッと落ちた渋い写真になります。同様にGRⅢなどは「ブリーチバイパス」を選ぶと同様の効果が得られます。FUJIFILMもX-T4からこの表現方法が採用されましたが、これら以外の機種で「銀残し」「ブリーチバイパス」を選べない場合は「Photoshop Elements」で似た様な仕上がりにすることが可能です。

 「銀残し」とは主に映画などでの特殊な現像手法で「ブリーチバイパス」と同義です。彩度が低く、コントラストの高い写真に仕上がります。

 こちらが元画像です。PENTAXらしい色鮮やかな画像です。

 そしてカスタムイメージで「銀残し」を選び各種パラメータを操作した画像がこちらです。上の写真に比べグッと落ち着いた雰囲気に仕上がっています。PENTAXの現行全機種、RICOH GRⅢ、FUJIFILM X-T4等はカメラの仕上がり設定で簡単にこの状態が出来ます。

 しかしこの操作が出来ない機種の為に今回普通に仕上がった「元画像」を「Photoshop Elements」で似た様な画像に仕上げます。「銀残し」「ブリーチバイパス」は「サイドが低く、コントラストが高い写真」と形容されますからその様にパラメータを操作します。

 今回の作業は「エキスパートモード」を使用します。「画像調整」「カラー」「色相・彩度」と選び「彩度」を「-70」位に下げてみます。

 こんな感じです。グラフの〇をドラッグしても、数値を直接入力しても構いません。また数値は厳密に-70でなくても-75でも-65でも良いと思います。仕上がりの好みもありますので「この様に大胆に動かす」位に解釈しておいてください。

 今度は「画像調整」「ライティング」「明るさ・コントラスト」と選び「コントラスト」を「+30」位に設定します。この数値も好みで自由に変更して頂いて大丈夫です。

 最後に「クイック」モードにある「バランス」の「色合い」を「+18」にして少しマゼンダ被りにします。これは私がこの色が好みということなので、緑被り、青被り、赤被り、色被り無し自由に選んで頂いて構いません。ここの「色温度」「色合い」いじると簡単に色被りが再現できます。

 完成です、「ファイル」「別名で保存」で出来上がった画像を保存しましょう。冒頭の元画像よりぐっと渋い感じの仕上がりになりました。今回は私が持っているドール画像を使用しましたが、古い街並みやレトロな小物などにも良く似合う仕上がりです。

 仕上がり設定で残念ながら「銀残し」「ブリーチバイパス」が選べない機種をお使いの方は是非一度挑戦してみてください。一味違った写真の見せ方が出来ると思います。


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