SDカードにまつわるトラブルを回避する注意点色々

 大切な写真を保存してくれるSDカードは現在低価格化が進み、32GBでも千円台という価格で購入できます。価格が安い故についつい軽く考えがちですが「大切なあのワンショットがエラーで記録されていなかったら・・・」と考えると、記録エラーのトラブルを防ぐために色々考えなくてはなりません。

 ということで今回はSDカードについて色々と注意点を語っていきたいと思います。(いわゆるSDカードと呼ばれるものは規格によりSDHC、SDXCカードなどもありますが、今回は総称してSDカードとして書いていきます。)

■ 寿命

 SDカードの寿命というのは書き込み回数によって左右されると言われ、その数字はかなり大きいのですが、実際は材質の劣化などもありますので2~3年を目安に考えておいた方が良い様です。勿論それを過ぎても普通に使用出来たりするのですが、「100枚位に1枚書き込みエラーが発生する」みたいなことが発生する確率が上がってきます。

 「無期限保証」などを謳う製品もありますが、一つ言えることはSDカードの寿命は永久ではありません。保証で交換してくれるのはカードそのものだけですので万一大切なショットが書き込みエラーになってしまったら泣くに泣けません。ここら辺はケチらず2~3年を目安に買い替えた方が良いと思います。

■ メーカー

 フィルム時代では富士のフィルムとコダックのフィルムでは色や描写が異なり使い分けていましたが、SDカードではA社のものもB社のものも記録される画質は全く同じです。異なるのは信頼性です。

 そこでどこのメーカーのものを選べばよいかという話になりますが、結論から申しますとカメラメーカーが動作確認をしているメーカーのSDカードがおススメです。デジカメ写真はデータですからどんなSDカードでも同じように保存されますが、大切な写真がエラーで読み取れなくなるリスクを考えるとノーブランドなどは論外です。

PENTAX KPの仕様ページから引用した動作確認SDカード

Nikon Dfの仕様ページから引用した動作確認SDカード

■ 容量

 「たくさん詰め込めて数日間の旅行でも1枚で済む」となると便利そうですが、クラッシュした時のリスクを考えると大容量というのも少し怖い感じがします。私の場合300~400枚位を一つの区切りとしているので、RAWやRAW+は32GB、jpegは16GBを選んでいましたが、大容量化で最近は16GB以下は少し影が薄くなってきました。

 何GBを買うのが良いという正解は無いのですが、何日分ものデータをバックアップ無しで保存というのはあまりにもリスクが高すぎますので、1000円少々で購入できる32GB位の容量が自分も使っていますし個人的にはオススメです。また数日間の旅行の場合はバックアップもリスク回避の方法としておすすめです。

■ 実際にあったSDカードにまつわるトラブル事例

・ ケース1

 ある日GRⅢを持って撮影に出掛けましたが、途中鏡筒が動かなくなり、動作しなくなってしまいました。スクエア新宿(当時)へ持っていきSDカードを抜くと(預ける時はSDカードは抜くよう指示される)正常に動作し始めました。

 家に帰ってみてそのSDカードを指すと何回かに一度動作不良を起こしましたのでまさかのSDカードに起因する動作不良でした。動作確認しているメーカーではありませんでしたが、結構名前の知られているメーカーのSDカードで3年弱位使用しているものものでした。動作確認をしているサンディスク製のものに買い替えてから同様の不具合は発生していません。

・ ケース2

 32GBのSDカードをK-70で使用していましたが、ある時期から2~300枚撮ると1枚位の割合でRAWデータが保存されないトラブルが発生しました。RAW+で撮影していましたが、jpegデータは正常に記録されていました。スクエア新宿(当時)へ持っていきアドバイスを求めるとSDカードが怪しいのではないかとの答え。

 動作確認しているメーカーではありませんでしたが、結構名前の知られているメーカーのSDカードで2年半位使用しているものものでした。動作確認をしているサンディスク製のものに買い替えてから同様の不具合は発生していません。

 ということで我が家では全てサンディスク製に交換、その後1年~1年半の間にトラブルはありませんが、この様な経緯を考え2年ごとに新調しようと思っています。


SanDisk Extreme SDSDXVE-032G-GHENN
他の取扱店:楽天市場など

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