RICOH GRⅢと出かける富山1泊2日(2日目)
昨日の1日目に続き富山1泊2日の旅二日目です。午前中に富山城を見学して12時過ぎの列車で帰途に就きます。今日も「RICOH GRⅢ」の機動力を生かしいっぱい写真を撮りたいものです。
朝になりました。各駅停車のみで今日中に東京の自宅へ戻る為には、12時過ぎには富山を発たねばなりません。しかし午前中いっぱいはここ富山で時間が使えるわけです、朝寝していないで早速起きて出発の準備をしましょう。
優しく降り注ぐ朝の光をバックに1枚。今日も色々と思い出を作り、そしてGRⅢで記録しましょう。今回は午前中の時間を利用して市街地にある富山城を訪れてみたいと思います。
富山城は駅から歩いて15分程度の市街地にあります。お堀越しに見ると立派なお城ですが、古来からの富山城で残っているのは石垣などだけで天守閣は昭和29年に造られたコンクリート製の模擬天守閣です。
クロップで50mm相当の画角にして別の角度から撮影してみましたところ、パンフレットの表紙に使えそうな写真になりました。折角来たのですから1つのアングル、1枚の写真で満足せず色々撮影してみるとまた違う発見が得られるかもしれません。
50mm相当といってもクロップなので画素数は減ってしまいますが、それでもA4プリント位なら使える画素数がありますので28mmや35mmでしっくりこない時は積極的に50mmも使ってみましょう。
それでは城ばっかり撮影していないで、一緒に来たドールも撮影しましょう。「記念写真を撮ってあげますので、身支度位は自分でしてください。」ということで、自分で髪のお手入れをして貰っています。可愛いドール写真を撮る為にはドールが可愛く無ければなりません、機材のスペックや写真技法以前にドールの身だしなみが重要です。
そして出来ることならなるべく逆光で柔らかくなる様に撮影してあげましょう。
そしてせっかくここまで来たのですから中も見学していきましょう。中は「富山市郷土博物館」になっていて、最上階は展望台になっているようです。
「富山市郷土博物館」内部での撮影は可でしたので、気になったものはこうして記録として撮影します。特に長文のものなどはとりあえず撮影しておいて、家でゆっくり読むというのも手です。「鏡石」ですか、後ほど下へ降りたらもう一度探してみましょう。
しかし博物館では撮影を禁止しているところもありますのでそうした場合はその施設の規則に従ってください。ちなみに同じ敷地内にある「富山市佐藤記念美術館」では館内撮影禁止の様です。
最上階に到達しました。手前の金網が少し残念ですが、360度富山の街並みを見渡すことが可能です。
最上階展望台で見つけた木戸の取手です。ただの木戸に付いた取手ですが、モノクロームにするだけで重厚感が出て格好良くなります。「そんな考えは邪道だ!」と怒る方も多いですが、たまにはモノクロモードも使ってみてください、「カラーで見たまま」とは違う世界が表現できます。
先程館内の展示で気になった「鏡石」を改めて見学に行きます。確かに周りの石より明らかに大きな石が石垣の中に散りばめられています。この写真だけですと「鏡石」という言葉は城郭マニアでなければ時期忘れてしまいそうですが、先程の様に記録しておけばいつでもこの日の写真ホルダーを開けば「大きな石=鏡石」ということを思い出させてくれます。
「烏(カラス)に告ぐ」とありますが、烏には読めるのでしょうか?烏は賢いとは聞きましたが、面白いので1枚撮影しました。写真を撮影する時は全て構図から始まり作品作りをしなければならない訳ではありません。こうしたネタ要素にも心が動いたらどんどんシャッターを切っていける、そんなカメラがGRⅢなのです。
富山城を離れて駅へ向かう途中に刺さるお店を発見したので1枚。天然ものではありませんが、こうして一堂に会すると思わずシャッターを切りたくなります。
再び富山から列車に乗り帰途に就いたわけですが、途中糸魚川駅で少々時間があったのでかつて大糸線で活躍したキハ52を見学しました。駅構内の展示スペースに美しく化粧直しされ保存されています。
こちらもモノクロームで仕上げましたが、カラーよりメリハリが効いた感じでモノクロ仕上げの写真の方が気に入っています。
展示されているのはキハ52-156で末期は首都圏色の朱色一色で活躍していた車両ですが、展示にあたり一般色と呼ばれるツートンカラーになりました。旧気動車色で活躍していた125号機はいすみ鉄道に譲渡の際これと同じ一般色で譲渡されましたが、その後首都圏色になり・・・、車両の運命も色々です。
ごちうさ民なので「ちの(チノ)」に反応して写真を撮りましたw。「ごちうさ」を知らない人からすれば「何撮っているの?」という感想しかありませんが、とにかく心が動いたらシャッターを切ります。デジカメですから枚数無制限です、後で「あの時撮っておけば」と後悔しない為にもジャンジャンシャッターを切ります。
昨日の400枚超え程ではありませんが、この日も全部で250枚位の写真を撮りました。腰に吊っておけば電源オンで数秒で撮影可能になります。どんどん旅で見たもの、思い出を切り取るこの手軽さ、楽しさは一眼レフには無いGRⅢならではの特徴だと思います。
RICOH GRⅢ(ビックカメラ)
他の取扱店:Yahoo!ショッピング、Amazon、楽天市場など
GR III Street Edition Special Limited Kit(ビックカメラ)
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【今回使用した現像ソフトSILKYPIXの最新版はこちらです】(ボディ内現像したものを除く)
SILKYPIX Developer Studio Pro10 パッケージ版(ビックカメラ)
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GRⅢの場合現像ソフトが付属していませんので、別途用意する必要があります。人それぞれ好きなものを使用すれば良い訳ですが、DCU5を使っている人なら、DCU5の中は実質SILKYPIXなのでSILKYPIXの方が使いやすいと思います。私もAdobeと悩みましたが、そういう理由でSILKYPIXを使用しています。