PENTAX K-3MarkⅢをタッチ&トライしてきました

 K-3MarkⅢが発表になり、今週からスクエア東京、大阪でタッチ&トライが開始されました。「23日には手に出来るのだから今更触らなくてもいいだろう」と思われるかもしれませんが、やはり1日でも早く触っておきたいものなのです。

 ということで、色々触ってきましたのでまずはそこら辺の感想を書いていこうと思います。

ファインダー

 今回のK-3MarkⅢのウリの一つに「ファインダーの良さ」がありますが、実際覗いてみるとK-1も見やすい部類だとは思いますが、それ以上の見やすさという印象を受けました。まず像が大きく見えることは開発中から言われていたところでしたが、やはり大きな像はピント合わせなども行いやすいです。像もクリアで「良いファインダーは見やすくて使いやすい」ということを実感しました。

連射性能

 公称ではRAW+で撮影すると最大撮影枚数は30枚、秒12コマで撮影すると3秒弱ということになります。しかし実際3秒というと結構長い時間でいつもの電車を撮る時のリズムでシャッターを切ってみましたが、充分に余裕がありました。

 実際動かなくなるまで連続でシャッターも切ってみましたが、感覚的に5秒位撮影できました(ストップウォッチで測った訳ではない)。バッファメモリの容量は最終調整の段階でもう一声アップした様です。またバッファーメモリの回復具合ですが、1~1.5秒に1枚位のペースで回復するようです。動かなくなるまでシャッターを切っても肩で息をするテンポ位で1枚ずつシャッターが切れます。

 秒○コマより、バッファーメモリの方が気になっていましたが、鉄道や旅客機を撮る分には十分そうです。また連写時のシャッター音は最高に魅力的でこの音を聞きながら動体を追いかけているだけでテンションも上がりそうです。

測距点

 今回は測距点も101点に大幅アップしました。特に横方向は「ここまで網羅されているのか!」という位ほぼ全面に測距点がありますが、縦方向ではもう1段位分上下にあったらもっと使いやすかったかもと贅沢を言ってみます。ジョグダイヤルも慣れれば使いやすく、十字キーと共通の現行モデルより格段に手早く測距点を移動させられます。

超高感度

 最高ISO感度は1600000で、流石に1600000はマゼンダ色のノイズが出て緊急用という感じでしたが、スクエア東京の室内で撮影した分には102400は少し荒いけど汚さは無い常用レベルでした。K-70の最高ISO感度が常用感度と言い換えれば凄く恐ろしい高感度性能です。

メニュー画面は要勉強

 PENTAXの従来のカメラは説明書を読まなくても使いこなせましたが、今回はメニュー階層がGRっぽくなりましたので、色々な設定機能が何処にあるのかさっぱり分かりません。今回はスタッフの方に頼んでやりたい設定に変更して貰いましたが、手元に来たら少し慣れが必要そうです。

 そしてこの機種ならではの便利な機能を使いこなすには少し勉強も必要そうです。

オールドレンズが使いやすい

 AF以前のオールドレンズが使いやすいのもこの機種のポイントです。ファインダーの所で書きましたが、ファインダーが見やすくピントの山が掴みやすいのでピント合わせがとても楽です。私自身目があまり良く無いのでマット面でのピント合わせは大嫌いなのですが、そんな私でもピントの山は簡単に掴めました。

 そしてAPS-Cの小さなファインダーでピント合わせというのも大嫌いだったのですが、ファインダー像が大きいので非常に像が見やすいです。

 また「A」ポジションの無い古いレンズでも絞りリングでAvモード撮影が出来たり、設定画面でf値を入力しておくとExif情報が記録されるのもメモ要らずで便利です。「MF時代のレンズが使いやすいように工夫を凝らしてみました」こんな発想は多分他社では無理ではないでしょうか。いいぞPENTAX、もっとやれという感じです(K-1MarkⅢでもやって欲しい)。

15分触って・・・

 今回のモデルは「うちはミラーレスやらないよ(かなり要約)」と言い切ってからの初のモデルでした。確かにミラーレスのメリットがあることは認めますが、これまでの一眼レフが事実上ディスコンになるミラーレス化はユーザー的にどうよ?という思いもあります。

 フラッグシップ機+大三元の買い替えだけで約100万円の出費になります。実際には単焦点レンズなど諸々を含めるとその2倍の金額では済まないでしょう。それに見合う高性能や利便性が得られれば勿論歓迎なのですが、レンズが一段明るくなって、機材が少し軽くなる位なら一眼レフの路線を継承してくれた方が今までの資産が生かせるので良いなと個人的に思っていました。

 今回は既存のレンズは勿論、デジタル化されてあまり使っていなかった防湿庫に眠っている様なMFレンズも便利に使えそうです。こうした開発思想がユーザー視線だなと思いますし、嬉しいところです。今回は動かないドールより鉄道や旅客機メインで考えていましたので、今回はそこら辺を自分の思い通りのスペックか検証してきた訳ですが、触ると余計に23日が待ち遠しい感じになってしまいました。

 多くの時間と開発費をかけて結果高性能なフラッグシップ機となった訳ですが、ただ単に高性能なだけでなく、操作するのが楽しい、所有したくなる魅力のあるモデルになっていると思います。

 ここは抽象的な表現ですが、触ると欲しくなるそんな魅力のあるモデルです。そしてユーザーの心をくすぐる様なカメラは多分PENTAXならではのものだと思いますし、先日の「これからのPENTAXカメラが大切にしていくこと」をしっかり体現出来ているモデルだと感じました。

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