「D FA 150-450mm」+「DA AF REAR CONVERTER 1.4X」の組み合わせは動体に使えるのか

「HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW」+「HD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4X AW」の組み合わせは使えるのか今回はそんなお題を実験してみようと思います。今回本体はAPS-C機のPENTAX KPを使用しています。

 「HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW」をAPS-C機に装着しますと35mm換算で230mm~690mm位のズームになります。羽田では十分なスペックなのですが、調布の小型機では少し迫力に欠けることもあり、「HD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4X AW」を装着できないかと考えていましたが、実験してみるといい感じでした。

 この組み合わせですと望遠側の開放f値は8になりますので暗所ではピントで迷う確率も増えそうですが、日中は全く問題ありませんでした。描写もシャープで「HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW」の雰囲気を残しています。

 まずは調布飛行場を離陸したドルニエ 228を撮影してみました。左上の窓はクリックして拡大した画像がピクセル等倍になっています。パッと見元の150-450mm同様綺麗に写っています。

 意地悪くピクセル等倍に拡大しますとやや甘い気もしますが、後方にはエンジンの排気の影響も受けますし十分の描写ではないかと思います。これ位コントラストがはっきりした環境ではピンとも迷うことなくしっかり合焦しました。これは使えそうです。

 次は線路際で電車を撮影してみたいと思います。接近してくる電車をAF-Cで仕留めます。

一枚目

二枚目

三枚目

 一呼吸おいて四枚目

五枚目

 実際テレコンを付ける前と比べAF性能が落ちたかどうかは判別できないのですが、これ位の焦点距離になりますとファインダー内で走っている電車はゆっくり歩いているレベルで動きますのでピントは余裕で合います。

 F値が暗くなる、一枚余計なものを噛ますということでどれ位AFの性能が落ちるのか、あるいは使えないことは無いのかと不安でしたが、正直全く問題ありません。

 それとコンバータのレビューから外れますが、もう一つ声を大にして言いたいことがあります。一昔前のレンズラインナップの記憶だけで「PENTAXはAFが弱いからな~」とケチを付けてくる人がいますが、大三元や150-450などの新しいレンズならピントもサクサク合い全く使用にストレスはありません

 それでは最後に今日撮影してきた写真をRAWから仕上げましたのでご覧頂ければと思います。

 14:00着機が着陸するまで14:00発機は滑走路手前で待機する様に指示が出ます(Hold short of runway 35)。そして写真の様に着陸機が無事着陸して十分前に進んだら、出発機の滑走路への進入が許可されます。そしてこの後離陸機が誘導路に入ってから出発機に離陸許可が出ます。

 この写真は着陸機の着陸し十分に出発機との距離が開いたので出発機の滑走路への進入許可が出たタイミングです。着陸機の排気で出発機の機影が揺らめいている雰囲気を写真にしたくて撮影しました。

 しかしこんな写真を撮りたくても滑走路の距離は800mmありますので450mmでも役不足、APS-Cのカメラに装着しテレコンバータを装着し35mm換算で963.9mm、約1000mmになるとこれ位の迫力になります。実際は元画像から更に120%位にトリミングして画面のバランスを整えています。

 もう一枚離陸機の写真を紹介します。これも120%位トリミングしていますが、滑走路のここに写っている部分だけで6~700mありますから1000mmクラスの圧縮効果は絶大です。滑走路面から昇る陽炎が格好いい雰囲気です。

 今度は線路際で撮影します。先程の連続写真農地の一枚を少しトリミングしてRAWで仕上げてみました。焦点距離1000mm相当の圧縮効果で線路がまるで碓氷峠の様になっています。

 もう一枚同じ場所で縦位置で撮影してみました。超望遠レンズの圧縮効果で目で見た世界とは全く異なる迫力のある写真が撮れました。

 実際テレコンを使うと1段分暗くなりますので450mm付近では開放でf8になります。暗所ではピントで迷う確率が増えるのは想像が付きますが、この様な日中の外での撮影では全く問題が無かったというのが感想です。

 また望遠なのである程度早いシャッター速度も欲しいということで絞りは一段絞ってf11固定という使い方になると思いますが、PENTAXは高感度も強いので安心です。ちなみに鉄道の横位置写真はISO1600、縦位置写真はISO3200です。

 正直きょう一日テストで使ってみただけですが、4万円でこの描写、スペックならもっと早く買えば良かったという感じです。ちなみに300mmを超えたら三脚を使用した撮影が推奨されますが、今回ご紹介した写真は全て手持ちで撮影しています。APS-Cの小型ボディにテレコンというコンパクトな構成もあり、慣れればこんな超望遠も手持ちでいけそうです。


HD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4X AW


HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です