PENTAX K-1markⅡ レビュー

 PENTAX K-1markⅡはPENTAX初のフルサイズ機K-1のモデルチェンジ版として2018年4月20日に発売になったモデルです。今日は最高ISOが819200引き上げられた有効約3640万画素のフルサイズ機PENTAX K-1markⅡを概略ですが、色々レビューしてみます。

 まず最初にお断りしておきますとカメラで一番大事な「どんな写真を吐き出すか?」という点では有効約3640万画素、最高ISOが819200、最高の画質を引き出すリアルレゾリューションはこのmarkⅡで手持ち撮影でも可能となりました。つまり写真画質としては十二分を超え二十分位の画質です。

 更にPENTAXならではのカスタムイメージも12種類搭載されていますから、ホワイトバランスなどと併せて自分らしい色作りを行えば最高の一枚を出力できることが可能です。そういう撮影機材としては最高の性能を持っているということを前提にこれからこのカメラの格好良さ、このカメラならではの特色や所有する喜びの様なものを語っていきたいと思います。

 まずパッケージと内容物です。カメラ本体に充電器、ストラップ、DCU5、取扱説明書、保証書などです。RAWで撮影した写真はカメラ内現像の他、同梱のDCU5を使用すればパソコンで現像できます。またこのDCU5は市販現像ソフトと異なりペンタックスならではのカスタムイメージのパラメーターも用意されています。

 このDCUも4の頃はあまり評判が良くなかったようですが、私はGRⅢ以外はこの現像ソフトオンリーですが特に不満はありません。

 このカメラの良い点は幾つかありますが、声を大にしてアピールしたいことの一つに「格好いい」というのがあります。画質に直接影響するところではありませんが、格好いい、眺めているだけでも嬉しい様な機材は撮影時に「よし、撮るぞ!」と気持ちを高めてくれると思います。

 気分の乗らない時に撮影しても良い写真が撮れない様に「気分」はとても大事です。なので一見画質に全く関係ない質感や見た目も「気分」を大きく左右しますので結果作品の出来を左右すると思っています。

 最新のD-FAレンズも似合いますが、こんなパンケーキレンズも意外と似合いますし、DAですが実はこのK-1のフルサイズモードでも使用できます。

 この辺は好みもあると思いますが、この様にペンタプリズムカバーに角がある方が「カメラ!」という雰囲気で格好良く好きです。また操作系はダイヤルを使用するものが多く直感的に操作出来て扱いやすいです。多くのダイヤルが軍艦部に並んでいる姿は角張ったペンタプリズムカバーと相まってクラシカルな雰囲気を醸し出しており、個人的に格好良いと思います。

 なお本体はマグネシウムボディですが、ペンタプリズムカバー部はGPSユニットが内蔵されている関係でプラです。しかし質感は似せるように作られていますので一見位では分からないと思います。

 またフィルム時代からKマウントは継承されていますので、フィルム時代のKマウントレンズも使用できます。またアダプターを使用すればM42レンズも使用できますのでオールドレンズから現行のD-FAレンズまでこれ一台でOKなのです。

 またクラシカルなボディデザインが古いレンズに良く似合います。最新のD-FAレンズとのマッチングはレンズレビューコーナの各D-FAレンズのレビューをご覧ください。

 画質も高性能に加え、PENTAXならではの機能で自分らしい素晴らしい一枚が完成すると冒頭言いましたが、アウトドアで使うことを前提に防塵防滴構造となっています。また後方の液晶モニターは環境に合わせて5段階に明るさを調整出来たり、星空撮影を前提に赤色モニターに設定一つで変更することも可能です。

 そしてさらに暗所で使用出来る様に写真の様にイルミネーションを点灯させることも可能です。

 後方はこんな感じで点灯します。またSDカードのスロットルも同様にイルミネーションが点灯しますので星空撮影の為に全くの暗所に行ってもカメラ操作で困ることはありませんし、懐中電灯のように明るすぎないので消灯後に目が慣れるのも早いかと思います。

 またこの工法の液晶モニターの動きもこのK-1ならではで、有名な機能の一つです。

 大口径レンズを使用すれば、フルサイズならではのボケが楽しめます。ピントの合っている場所はしっかり表現、ボケ部分はフルサイズらしく綺麗ににボケます。

 今度は晴天の日に撮影した写真です。カスタムイメージは雅(MIYABI)を使用して、青空、木々の緑を綺麗に出してみました。この様な印象に残る色造りはPENTAXならではだと思いますし、私がPENTAXに買い替えた一番の理由が「色」なのです。

 最後に夜の写真を一枚、ISO6400でもこの画質です。また焦点距離280mm相当ですが、ボディ内手振れ補正が強力で1/30のシャッター速度でも手持ちで撮影が可能です(少し練習も必要ですが)。

 この先更に高画質、高性能なカメラが出てくると思いますが、実際ここまで高性能なら10年は使えるだろう?と思える位のカメラです。性能はこの様に高性能ですが、それ以上に吐き出す色が素晴らしいので写真で伝えたいことが美しく伝わると思います。そして格好いいので眺めているだけでも幸せになれる、とにかく素晴らしいカメラです。


PENTAX K-1markⅡ

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