伊豆別荘地、温泉と浄化槽の話
本サイトの記事にはアフィリエイト広告が含まれますが、記事の内容は中立性を保つ様、細心の注意を払って編集しております。
本日はちょっと興味本位で読んでもらえればという話で別荘地の温泉と浄化槽の話をしたいと思います。
伊豆には多くの別荘地があり、それぞれにルールやサービスがありますので、ここに書いている事が全てではありませんが、「こんな世界もあるんだ」位に興味本位で読んでもらえれば幸いです。
こちらの別荘地では自分の所に温泉櫓があり、ここから別荘地内の契約している各家庭に温泉が供給されています。
そしてこんなパイプで別荘地内に温泉が提供されています。管の太さはだいたい自分の脚の太ももの太さ位でしょうか。管の部分は断熱がしっかりされており触っても暖かさを感じませんでしたが、ジョイント部分には熱を感じました。
伊豆急行線ではこんなパイプを線路脇にも設置して熱川から伊豆高原まで温泉を供給していたりしますので、別荘地内の温泉の供給位は訳ない話なのかもしれません。
そして各家庭には一般的な水道メーターの隣に温泉メータが存在します。水道料金は検針で使用料を調べて料金が決まりますが、温泉もまた従量制の部分はメーター検針で使用料を調べて請求されます。
この赤い蓋と〇に温のマークが温泉付き別荘という雰囲気でマニア的には格好良いと思う訳ですが、別荘地によっては温泉も普通の水道用の箱を使っているところもあります。
温泉料金については先日書きましたが、別荘地により金額はまちまちです。しかし10年20年使うと総支払額はあまり変わらないのかなという感じだったので、世の中上手く出来ているなぁーと思いました。
最後に温泉の話ではありませんが、伊豆の別荘地は殆どが浄化槽の様です。地方自治体の下水処理サービスは無く、その代わりに敷地の地下に自分専用の小さな下水処理場があると思ってください。この地下のタンクで汚水、雑排水を浄化して排水溝に流しています。
そうすると下水処理料がかからない訳ですが、世の中そう甘くはなくこの浄化槽の点検やメンテナンスでそれなりの費用が掛かります。トータルで考えると下水処理を地方自治体がやってくれる方がコストが安い位です。
またこうした浄化槽の大きなものを別荘地内で持ち、一括して処理をしてくれる別荘地もある様です。集中浄化槽という名前らしいですが、自分でメンテナンスをしなくて良い便利さはある反面、やはりこれも下水処理料は地方自治体が行っているものの方が安く済む様です。