水位がかなり下がった村山貯水池

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 2023年9月26日に村山貯水池を訪れたところ、工事の為か水がほぼ無い状態でした。こんな光景を見る機会も少ないかと思いましたので、上貯水池、下貯水池とも撮影してきました。

 まずは公園に近い下ダムから見ていきたいと思います。

 こちら下ダムは昭和2年(1927年)の竣工ですから間もなく100年です。護岸工事もあり、侵食、堆積もありますから当時そのままという訳ではありませんが、約100年前の地形が現れたことになります。

 第一取水塔付近はこんな感じになっています。石を敷き詰めた護岸は当時のものでしょうか。現在ならコンクリートでスマートに作られそうなので、歴史を感じさせてくれます。

 続いて多摩湖橋から上ダムを眺めます。こちらは下ダムより少し早く大正13年に竣工しています。

 こちらはもっと水が抜かれ、普段湖底であったであろう場所にも草が生えて草むらと化していました。丁度水の無い時のタウシュベツ川橋梁周辺の雰囲気を思い出しましたが、状況は全く同じなので同じ様に見えるのかもしれません。

 普段は水没している取水塔の脚部分もほぼ完全に見えています。上屋は後年建て替えられたものですが、脚部は大正13年に竣工された当時のものです。

 工事に伴い恐らく山口貯水池から取水していると思われますが、こんな光景を見られる機会もなかなかないと思います。多分工事の状況から判断してもう暫くこんな光景が見られるのではないかと思います。


多摩湖の歴史 湖底の遺跡と村の発掘 (普及版 )

住所 〒207-0001 東京都東大和市多摩湖4丁目644
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