「動物避け笛」を装着して北海道を1500kmほど走ってみた

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 本日は先日「動物避け笛」を装着してから北海道を1500km程度走りましたので、そんな話をしていきたいと思います。しかし実際に効果を実証できるものではありませんので「効果がある」「効果がない」という結論は出ていません。ただ目の前で見たもの、感じたことを書き綴った記事になります。

 まず動物との遭遇ですが、芦別から夕張に抜ける道が地元の人にも「気をつけて」と言われた程なので、それなりに多かったと思います。往復で私が気付いた範囲で鹿を5回、キツネ5回、リス様の動物1回と遭遇しました。(写真は糠平付近に建っていた標識です。)

 結論、鹿は笛が聞いているのか否かは別にして、早い段階で茂みの中へ逃げていきました。5回共「危ない」と感じる距離になる前に、鹿が逃げてくれた感じ、あるいは茂みの中から出てこない感じです。

 一方キツネは自分が走行している車線からはどいてくれるのですが、反対車線や路側帯から好奇心旺盛にこちらを見ている感じです。この状態ですと飛び出して来る心配がありましたので、減速して通過しました。

 そしてリス様の動物は厄介で全く逃げようとしません。停車してクラクションを鳴らして初めて逃げました。

 夜街灯も無いこんな場所を走っていると、動物の目が光るので存在を確認できます。写真の様にキツネは路側帯の方に逃げるのですが、どことなく車の方が気になる様です。(車を停止させて撮影しています。夕張-芦別間)

 リス様の動物も鹿も同じ音域が聞こえる耳としたら、リス様の動物の鈍感な動きを見る限り笛は効いていない様に思えます。しかし聞こえる音域が違うとしたら、鹿のあの俊敏な逃げ方は効いている様にも思えます。

 これだけの現象ではどちらとも言えませんが、私的には「100%防げなくても衝突の確率を減らせるなら装着する価値はある」のかなと思っています。

 ただ注意点としては重大な事故になる鹿にはてきめんに効いていたとしても、キツネなどの小動物にはあまり効果が無い様に感じますので、過信せずゆっくり走ることも重要だと思いました。

 ちなみにレビューでは単体で吹いたら1本から音が出た旨を書きましたが、本州内高速で窓を開け100km/h位で走っても、人間の耳には音は全く聞こえませんでした。この辺は装着したことによって騒音が増えるということは無さそうです。

 現在の北海道の道路事情を地元の方に聞くと、やはり動物との衝突は増えている様です。しかも鹿の場合、体重100kg前後の個体もありますので、衝突すると被害はそれなりに大きくなる様です。


動物避け笛

 今回装着したものはアストロプロダクツの「動物避け笛」です。私は工具を買うついでに購入した感じですが、Amazonでも「鹿笛」で検索すると色々なデザインのものが出てきます。効果に大差はないと思いますので、好きなデザインのものを選ぶと良いと思います。

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