神様が居ない神社「玉湖神社」
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玉湖神社(たまのうみじんじゃ)はその名通りかつては多摩湖建造の殉職者を祀る神社でしたが、諸般の事情で昭和42年に御霊遷しが行われその後は「神様が居ない神社」としてその姿を現在へと残しています。東日本大震災までは参拝殿も残っていましたが、震災で倒壊の危険が出たためその後取り壊しになり現在の姿となっています。
正面には立派な鳥居と玉湖神社(たまのうみじんじゃ)の碑が立っておりここだけ見ると現役の神社のようにも見えます。
しかし訪れる人が居るのか参道こそ綺麗ではあるものの周辺は荒れた感じになっており普通の神社とは少し趣が異なります。
狛犬さんも一対当時のままで境内を護っています。
この水場はかつて縁に柄杓が並び、参拝者が手を清めた場所なのでしょうか。
それでは階段を登り境内奥へと入ってみたいと思います。
かつてここには参拝殿がありましたが、東日本大震災で損傷し倒壊の危険が発生した為その後取り壊されました。
最奥に佇む祠がかつて神様が祀られていた祠です。御霊遷しが行われてからは「空き家」となった、神様が居そうで居ない場所です。
御霊遷しが行われ半世紀以上が経ちますが、未だ神社らしい厳かな雰囲気が残るっているところに神社の神秘を感じます。
神社を移転や取り壊しのために御霊遷しという話は聞きますが、この様に御霊遷しが行われて神社の姿がほぼそのまま残っているのは珍しいのではないでしょうか。神社脇には多摩湖サイクリングロードも通っており、自転車でのアクセスが便利だと思います。
住所 | 東京都東大和市多摩湖3丁目 |
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