高岡駅とキハ40

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 高岡駅はかつて北陸本線の特急停車駅でしたが、現在はあいの風とやま鉄道の途中駅です。そして高岡駅からは氷見線、城端線の盲腸線2線が伸びています。糸魚川駅から延びる大糸線と併せて本線でJRと接続しない盲腸線の起点駅です。

 氷見線、城端線はキハ40の単行~2両編成が運用に就いていますから、キハ40を見たい人には便利なスポットです。JR西特有の更新工事で窓枠は変わっていますし、冷房改造は施されていますが、国鉄色が多く運用に就いているのもポイントです。

 氷見線は高岡駅北側の7番線から発車します。だいたい単行~2両編成が運用に就いています。

 城端線は南側の1、2番線が使われています。こちらも氷見線同様に単行~2両編成が運用に就いています。氷見線と城端線に挟まれる様にかつての北陸本線だったあいの風とやま鉄道の3~6番線ホームが横たわっています。

 1番線の更に南側には高岡運転派出の留置線があります。かつて国鉄時代は高岡機関区と呼ばれた場所です。どこから駅でどこから機関区なのかは分かりませんが、高岡はかつての機関区があった場所で、現在は氷見線、城端線の車両基地です。

 ディーゼル車の車両基地というと必須なのが、給油設備です。模型でも再現したいと思い写真を撮影してきました。単に給油設備だけではなく、危険物取扱所らしく消火器箱や看板類なども必要になってきます。

 広い構内には複数箇所給油設備がありましたので、こちらも撮影します。

 給油器のみアップで。箱型のものにそれらしく色付けをするだけで作れそうです。給油ホースは黒い配線コードで十分でしょう。

 留置線西側には雪に備えDD15も待機しています。写真を撮影したのは2022年3月ですから、大雪はもう無いかもしれませんが、日本海側ですからまだ雪の可能性が0では無い時期です。

 ホーム東側を見ると機関庫が見えます。かつて国鉄時代「高岡機関区」と呼ばれた場所です。

 トタンの車庫と木造の車庫が並んでいます。ここも昭和で消えた国鉄の雰囲気が、平成を乗り越え令和の時代まで残っている貴重な風景ではないでしょうか。

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