清水沢ダム(改装前)
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清水沢ダムは北海道炭礦汽船(北炭)が北炭夕張炭鉱等に電力を供給する為に自家発電用水力発電ダムとして昭和15年に建設竣工したダムです。現在はリニューアルされその特徴的な水門のアングルなどが撤去されてしまいましたが、2015年に訪れた際当時の姿を記録していたので紹介をしたいと思います。
古いダムらしく錆びた水門開閉用のアングルが特徴的なダムです。この錆びたアングルの迫力をお見せしたい為にこの記事を書いた様なものです。右側には仮設のガードレールが設けられ撮影時には「雰囲気が壊れるな」と思っていましたが、このリニューアルでこのアングルが消えてしまうとはこの時は想像もしていませんでした。
天端を渡り、反対側から見るとこの様な感じです。川上側には流木等を防ぐブイも見られます。天端は車一台が通れる広さがあり奥側にはかつて民家や公園もありましたが、現在は廃墟となっているので通る人も殆ど居ないのではないでしょうか。
小屋の下のコンクリートは一部剥げている箇所があり、年季を感じさせてくれます。
水門を覗き込んでみます。オレンジ色の鉄板で水が遮られ川上側に貯水されます。「4」は4番目の水門とという意味だと思います。
下流側には清水沢火力発電所の姿も見られます。こちらもこのダム同様に北海道炭礦汽船(北炭)が建設したものです。
望遠レンズで引き寄せてみると重厚な建物が姿を現します。こちらもこの清水沢ダム同様昭和15年の竣工です。
ダムの国道側にもコンクリートの古い構造物がありました。こちらも古さ加減から推測するとダムに関連がありそうですが、どのような用途のものかは分かりません。
ということで2015年に訪れた時の写真をご紹介しましたが、実は2012年にも訪れており、この時はまだ工事も始まっていなかったのでオリジナルの重厚な雰囲気が残っていますので写真を3枚ほどご紹介したいと思います。
天端は先程申しました通りうるま一台が通れる幅の道路になっていました。錆びたアングルに目が行きがちですが、ガードレールも意匠が古く年季が入っています。
こちらの小屋は水門を操作する小屋でしょうか。この時にも既にコンクリートは剥げ落ちています。
そして最後は下流側にある清水沢火力発電所跡です、この辺の雰囲気は今も変わりません。
住所 | 北海道夕張市清水沢清湖町1 |
ホームページ | 清水沢ダム/北海道夕張市ホームページ |
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