車中泊スポットガイド1000 レビュー

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 車中泊デビューに備え先日発売となった「車中泊スポットガイド1000」を購入しました。全体としては広く数多くの物件が網羅されていますが、それぞれの情報は概要なので辞書的な使い方になりそうです。

 おすすめスポットを知りたい、ノウハウ本が欲しいというニーズには別途他の書籍が必要そうですが、出先で「日が暮れたので、近くに車中泊できそうなスポットは無いかな?」的な時には、概要的情報が素早く得られるので重宝しそうです。

 情報は北海道、東北、関東、甲信越・・・と地区ごとに分けられていますので、その地区の地図ページで気になる物件の番号を調べてそのページを見る様な感じになります。

 道の駅、SA、RVパーク、キャンプ場は色分けされていますので、自分が泊まりたいジャンルのスポットだけを調べることが可能です。

 道の駅の情報欄。住所、概略が記載されていますので、ナビに住所をインプットすれば簡単に現地へ行くことが可能です。またQRコードを読み込むと、もっとも公式的な情報のあるページを知ることが出来ます

 地方に行って思うのは集落から離れていると圏外になっていることも多々あります。都市部では「何かあったらGoogleで検索」全て解決なのですが、圏外では一切の情報検索が出来ません。こうした紙媒体が車の中にあれば圏外でも+ナビ(スマホではなく車載のもの)で難なく現地へと到達できます

高速のサービスエリア

RVパーク

キャンプ場

 いずれも情報は一言の解説程度ですから、旅行に行くまでにおすすめスポットを調べて宿泊する場所を選択するということでは少し情報が足りないかもしれません。しかし全国で1000箇所のスポットを網羅していますから、気ままな旅で車載しておくような使い方が正解かもしれません。

 また東京でいつも混雑していると有名な道の駅があるのですが、この本には載っていません。車中泊に適さないということで掲載されていないのか、別の理由で掲載が見送られたのかは分かりませんが、全ての物件が掲載されている訳ではありません。

 内容は編集部のフィルターを通した全国1000箇所の情報という感じです。

 また後半には僅かに読み物もあり初心者に役立つ情報もありますが、こちらはあくまでもおまけでノウハウを学ぶなら別途それに特化した本を購入した方が良さそうです。

 だいぶ涼しくなってきましたので、今度は寒くなる前にどこかに出掛けたいものです。


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