昭和58年の今井浜海岸駅の写真と当時のホテルの話など

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 本日は昭和58年に今井浜海岸駅で撮影した踊り子の写真が出てきたので、踊り子よりそのわきの看板にスポットを当てて記事を書いてみたいと思います。

 今井浜海岸駅の写真ですが、写っていた6枚の看板のうち3枚は熱川、1枚は河津、残り2枚が今井浜のものでした。

 昭和58年というと、まだ踊り子が183系1000番を使用していた頃、L特急だった頃、JNRマークがあった頃です。伊豆今井浜病院はまだ雑木林といった雰囲気です。

 「シャッターを切るタイミングが早すぎるだろう!」と言いたくなるヘタクソな写真ですが、そのおかげで当時の看板が見られますのでそれでよしです。

 「玉峰館」は現在も河津で営業を続けています。「日本交通公社指定」の文字に時代を感じさせます、現在のJTBです。東洋一の大噴湯と書かれていますが、敷地内に大きな温泉櫓がある温泉宿です。


玉峰館(じゃらん)
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 そしてその右のホテル今井浜は現存しません。今井浜東急ホテルはこの当時改築前ですが、今井浜東急ホテルとして存在していましたので違います。今井荘の東に更地がありますので、ひょっとしたらそこに建っていたのかもしれません。

 そしてその横が熱川バナナ・ワニ園です。まだバナナとワニの間に「・」が付いています。上に「世界の珍しいワニと熱帯植物が7,000種類」と書かれています。

 現在熱帯植物は5,000種類と謳われていますが、この時代はレッサーパンダも居ませんでしたし、マナティー以外の動物ももっと少なかった筈です。数字からファミリー向けに動物が増えていった歴史を想像することが出来ます。

 その踊り子を今度は後追いで撮影していますが、これもシャッターを押すテンポが遅い為看板を見ることが出来ます。

 今井浜温泉の山陽荘は今は無さそうです。そしてその右にある熱川温泉の福島屋は現在「ホテルカターラ RESORT&SPA」となっています。

 ジャングル風呂もジャングルスパと名称を変え健在の様ですが、別館の三楽荘の名称は現在は使われていない様です。


ホテルカターラ RESORT&SPA(じゃらん)
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 更に右の半分切れている看板は熱川ビューホテルですが、こちらは現在「伊東園ホテル熱川」と運営が変わっていますが、建物は健在です。


伊東園ホテル熱川(じゃらん)
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 昭和58年というと1983年になりますので42年前の写真ということになりますが、看板が写っていた6施設のうち4施設は現在も残っているという結果になりました。

 そしてL特急「踊り子」の話ですが、当時既に185系が導入されており、この183系1000による踊り子は3往復だった様です。画面左が伊豆急下田方、右が東京方です。

クハ モハ モハ サロ サロ モハ モハ モハ モハ クハ
183 182 183 183 183 182 183 182 183 183
1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000 1000

 色は「国鉄車両関係色見本帳+車両色図鑑」を参考に指定しています。


国鉄車両関係色見本帳+車両色図鑑

 それほど多くは無いですが、また古い伊豆の写真を発掘したらご紹介したいと思います。

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