Foods Life HANAMARU、回転寿司花まる銀彩、そしてヤオハン

　伊豆で「花まる」といえば片瀬のスーパーと伊豆高原の回転寿司がありますが、運営は同じです。今回はそんな話をしながら昔のスーパーヤオハンの話も少々してみたいと思います。

　まずは片瀬にあるスーパーマーケット「Foods Life HANAMARU」です。現在は全日食チェーンのスーパーマーケットですが、かつてここはフランチャイズ契約をしたFCヤオハン片瀬店でした。

　ヤオハンは静岡を代表するスーパーマーケットでしたが、1997年に会社更生法を適用申請します。そしてこのお店は1998年にFC契約を解除して「Foods Life HANAMARU」となりました。

　緑色の庇はヤオハン時代の名残とも言われていますが、詳細は分かりません。ちなみに前身の「スーパー坪の内」時代から有限会社 マエダシヨウテンの運営は変わっていません。

　伊豆高原のヤオハンは現在のダイソーの建物だった記憶（多分）がありますので、看板こそ変われどスーパーマーケットの業態を残す貴重なお店とも言えるのです。（ヤオハン→マックスバリュー→ダイソーかな？）

　この辺のいきさつは会社のホームページを見て頂くと良いでしょう。

　ところで「Foods Life HANAMARU」の上にある梅の花の様なマークに見覚えがありますでしょうか？

　そうです、伊豆高原にある回転寿司花まる銀彩もまた有限会社 マエダシヨウテンの運営です。「寿司に出せるような魚を仕入れるルートを持っている」と考えると、先述のスーパーの鮮魚売り場に対する期待値も高まります。

・　回転寿司花まる銀彩

「金目鯛をもう一皿！」

　店舗名は回転寿司を冠していますが、他の回転すし店同様にベルトコンベアは回っていません。普通に職人さんに注文をする普通の寿司屋的雰囲気のお店です。

　ネタは何を食べても良いのですが、やはり海近くで食べるのですから「地物」がおススメです。地物は地物とメニューに書いていますので、地物の中からお気に入りのネタを選んでみてください。

　そして金目鯛も忘れずに注文しましょう。写真の様にシャリを覆う様な大きなネタで提供してくれます。ただ「伊豆に行ってきた」と「伊豆に行って金目鯛を食べてきた」では旅行の充実度が違います。

　そして最後には〆のミニうどんなども注文出来ますが、はなまるうどんは関係ありません。今回は繋がり、繋がりでお話ししてきましたが、これはさすがに違います。

　昔は河津店（といっても今井浜と稲取の間）もあり、業態を「甘味茶屋すしと海鮮丼 坪の内 河津店」変更し2018年に再出発しましたが、新型コロナウィルスをきっかけに閉店となりました。

　現在は伊豆高原と湯河原にお店がありますが、伊豆となると伊豆高原の1店のみとなります。最後に花まるにはスタンプカードがありますが、スーパー、回転寿司共通です。どちらで使ってもスタンプがたまります。