村山貯水池にある3つの取水塔

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 通称多摩湖と呼ばれる人造湖の正式名称は村山貯水池です。中央にある県道・都道55号線が走る堤体を境に西側が村山上貯水池、東側が村山下貯水池となっています。

 まずは上貯水池にある村山上取水塔から見ていきましょう。こちらの上貯水池は大正13年に竣工、取水塔も同時期に作られました。しかし老朽化の為上屋は建て替えられてしまいました。しかし下側の煉瓦造り部分は大正当時のものです。

 ところでこの上取水塔は県道・都道55号線が歩行者通行禁止の為間近で見ることが出来ませんでした。北側の多摩湖橋からは見ることが出来ますが、望遠レンズ必須な距離です。しかし今回堤体の補強工事の為堤体西側に仮設歩道が出来そこから上取水塔を見ることが出来ます。

 しかし工事が7月終了予定で、4月には試験湛水も開始されましたので、多分このロケーションも残り僅かだと思います。

 柵下側の空間からレンズを出すと綺麗に上取水塔を撮影することが出来ます。「ドボン」しない様に注意して下さい。

 今度は都立狭山公園に移動して下貯水池の取水塔を見てみたいと思います。下貯水池の取水塔は狭山公園から普通にいつでも見られます。

 手前が大正14年に完成した村山下貯水池第一取水塔、奥が昭和48年に完成した村山下貯水池第二取水塔です。 村山下貯水池第一取水塔は別名「日本で一番美しい取水塔」とも呼ばれています。

 両者は似た様な見た目ですが、第二種水塔は似せて作っただけで、工法も簡素化されています。第二取水塔を「日本で二番目に美しい取水塔」と呼ぶ人は居ません(多分)。

 奥にはかつての西武ドーム、「ベルーナドーム」の姿も見られます。

 奥が西側ですから、夕日と取水塔という組み合わせも美しいスポットです。


多摩湖の歴史 湖底の遺跡と村の発掘 (普及版 )

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