自転車用手動空気入れで、自動車タイヤに空気を入れてみた
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「自動車のタイヤに自転車の空気入れで空気を入れられますか?」という疑問を持っているドライバーの方も居るかと思いますが、果たして自転車用の空気入れで空気を入れることは可能なのでしょうか。
結論を言うと米式バルブに対応していれば空気を入れることは可能で、減った空気圧を補うレベルであれば人力でも十分です。
1 | 米式バルブ | 自動車、バイク、一部のマウンテンバイク |
2 | 英式バルブ | 一般的な自転車 |
3 | 仏式バルブ | ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク |
タイヤのバルブには3種類あり、自動車やバイクは米式バルブとなります。この米式バルブ対応なら自動車は勿論、バイクにも空気を入れることが可能です。
また私の空気入れの様にメータが付いているものが使いやすいですが、エアゲージを別途持っていればメータ無しでも手間は少しかかりますが空気を入れることが可能です。ちなみに私は下の空気入れを使用しています。たまにしか使わないというのもありますが、もう15年程使っていますが快調です。
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タイヤの空気圧は運転席のドアを開けたドアロックストライカー下にステッカーで明示されています。全塗装した中古車などで稀にステッカーの貼っていない車もありますが、ネットで「車名+空気圧」で検索すればだいたい出てきます。
私の車は前後共に2.5kgf/cm2です。車種によっては前後で異なるものもあります。
空気入れのメータはbar、psiで単位がkgf/cm2ではありません。正確な話をすると1kgf/cm2=0.98barですから1kgf/cm2≒1barと考えて問題ありません。私の車の場合2.5kgf/cm2で2.45barです。白い部分の目盛は見にくいので、赤い矢印を2.5barの位置にして目安とします。
(かなり)昔は仏式と米式は口のパーツを組み替えてあげる必要がありましたが、今は仏式、米式どちらも対応している口の製品も多くなりました。上部のレバーを引き上げてあげるとロックされ空気の充填が可能となります。
1回で0.1kgf/cm2程度充填出来ますので、2.0kgf/cm2位に減ったタイヤですと1輪当たり5回程度ポンピングしてあげれば規定圧になります。4輪やっても20回程度シューシューやってあげればよい訳ですから簡単です。
ちなみにロードバイクですと8bar、クロスでも6bar位の空気を入れますので、自動車の2.5barは体積こそ大きいものの圧力はそれほどではありません。
そして付属のアダプターを付けてあげれば英式のママチャリにも使用できます。手動ポンプというと本来この姿が一番自然ですね。
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一般的な空気入れは英式、ロードバイクに乗ると仏式となりますので、「米式バルブ 空気入れ」で検索するとほぼ3種対応となる様です。私の使っている空気入れ以外でも米式バルブに対応してれば色々なものに空気を入れられますので家に1台あると便利だと思います。