伊豆急行の「金目きっぷ」はお得なのか?

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 伊豆急行では通年の乗り放題切符は設定されていません。しかしその時期、その時期に応じて色々なフリー切符が発売されています。今回は3月31日まで発売されている「金目きっぷ」を使ってみたいと思います。

 鉄道マニア的には全線乗り降り自由な方が良い、粗食で良いので少しでもたくさん電車に乗りたい的な欲求もあるのですが、一方で金目ですから試してみたい欲求もあります。

 果たしてこの切符はお得なのでしょうか?一般的にフリー切符はフリー区間の往復運賃前後に設定されることが多いです。伊豆高原-伊豆急下田間は往復で2500円です。単純計算では金目ご飯分は約1480円となります。

 という訳で早速伊豆高原駅の窓口で購入してみます。伊豆高原駅の窓口で購入するとパンフレットも一緒にくれました。その中から「好きなお店を選んで一食ドウゾ」という企画です。

 食事をした時点で食事券はお店に渡します。残り画面左側の白いきっぷが伊豆高原-伊豆急下田間のフリー切符になります。

 パンフレットの中に伊豆高原にある「徳造丸 金目鯛の駅 伊豆高原」が入っていました。金目鯛のベンチが面白く一度入ってみたかったので、これ幸いと歩いて5分位のお店まで歩いて行きます。

 切符を見せると「金目きっぷですね、ご用意しますのでお席でお待ちください!」と店員さんがすぐに対応してくれます。また徳蔵丸についてはレポートしたいですが、良い雰囲気のお店でした。

 で出されたメニューがこちらです。「金目鯛の紅白二色丼定食2700円也」です。更に言うとご飯もおかわり自由です、素晴らしい!

 食べ終わったあと裏事情を考えてみました。伊豆急行的にはケチな料理を出したり、接客でクレームになる様な店とは提携したくない筈です。自分の責任でないのにクレームを受けなければならないからです。

 そういう意味では観光客が予備知識なしにあれこれ店を選ぶより、この切符で提携店へ行けば当たりを引く確率も上がりそうです。

 そして冒頭ご飯分は1480円と書きましたが2700円の定食が出てきましたので、満足度もまた◎です。

 こちらが切符購入時に貰えるパンフレットです。「伊豆の味処 錦 」「下田時計台 フロント」「Cafe & Hamburger Ra-maru」「回転寿司 魚どんや」など実際に私が行ってみて良かったお店も提携店になっています。

 あくまでも金目きっぷ提携店の一覧ですが、安心して利用出来る優良店ガイド的な使い方も出来ます。

 東京を朝一に出て伊豆高原でご飯を食べると、伊豆高原出発はお昼前になりました。今回は日帰りということもあり半日の旅行となりますが、その後行きたいところへ順番に行くという感じで下の様な行路で伊豆急行線を利用しました。

 これを全部財布から現金を出して使う計算にすると7430円です。「損だ、得だ」と議論するのが失礼な位の結果になりました。

項  目 金額
金目鯛の紅白二色丼定食 2700
〇伊豆高原-稲梓 1060
稲梓-伊豆急下田 220
伊豆急下田-伊豆北川 1060
伊豆北川-伊豆稲取 340
伊豆稲取-今井浜海岸 170
今井浜海岸-伊豆急下田 500
伊豆急下田-伊豆熱川 960
伊豆熱川-伊豆高原△ 420
合   計 7430

 冒頭もお書きしましたが、この切符は通年販売の切符ではありません。現在案内されている発売日は3月31日までです。私も機会を見てまた利用してみたい切符です。

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