奥羽本線スイッチバック遺構巡り(2)板谷駅

 前回の赤岩駅に続いて、板谷峠四段スイッチバック駅第二弾は「板谷駅」です。現在のホームから降りスイッチバック当時のスノーシェッドを抜けると広大な構内の雰囲気が30年近くたった今も残っています。スノーシェッド前の出発信号機をはじめ信号、標識、施設も数多く残っています。

 ここも駅は本線上に設けられ、ログハウス風の待合室もいい感じです。

 本線上にある1000分の36の勾配標。板谷峠の最大勾配は1000分の38なのでここもかなりの急こう配です。

 それではスノーシェッドを抜けてスイッチバック駅のあった場所に行ってみましょう。

 もしここを訪れる機会があれば私的にはこのスノーシェッド前の出発信号機を見て頂きたいと思います。出発信号機が四つ並んでいる姿が幹線、交通の要所という雰囲気で胸熱になります。

 また広大な駅構内の雰囲気も良く残っていると思います。左上に架線終端標識がありますが、他にも中継信号機やレピーター(反応信号機)も残っていました。

 そしてお約束、石造り油脂庫の姿も。駅名標に似た名所案内票は錆で覆われ既に文字が読めなくなっていることが廃線からの時の流れを感じさせます。


ドールと巡る板谷峠 四段スイッチバック遺構

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