多摩地区のソウルフード「スタ丼」を自宅で再現

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 本日は多摩地区のソウルフード「スタ丼」を自宅で再現してみたいと思います。

 まずはスタ丼について解説していきたいと思います。国立、国分寺にあった昔ながらのラーメン店が若い常連客に対して「安くて美味しくて腹がいっぱいになるものを」と作ったのがこのスタ丼の始まりです。

 ですから「秘伝のタレ」と呼ばれるものもラーメン屋にあるもの、ラーメン用の醤油がベースではないかと推測しています。そしてコンセプトからいくと豪快に盛り付け、腹一杯に食べるのが流儀ではないかと思います。

 まずはタレを作ります。小さなボトル(100mlサイズ)の醤油を少し使って、ここにニンニクとコショウを足します。ニンニクはチューブの4割から半分位を入れる勢いで豪快に、コショウもドバドバとこちらも豪快に入れて良く振っておきます。

 この辺は味コピーでこれが正しい訳ではありません。自分なりにオリジナリティを加えても良いと思いますし、最後に紹介する市販のタレを使用する手もあります。

 まずはアツアツご飯を丼に盛り、その上に海苔を二枚敷きます。元祖のお店ではたくあん二切れを丼ぶり端に添えますが今回は省略します。今回はご飯を一合半としましたが、店舗では飯増しが約二合、大盛りは四合と聞いたことがあります、参考まで。

 次に沸騰したお湯に豚バラ肉100g位を色が変わる位にしゃぶしゃぶします。元祖のお店はラードを使っているのでは?と思っているのですが、家庭ではお湯で行います。あまりやり過ぎると肉が硬くなりますので、色が変わったらザルにあけ水分を切ります。

 使ったフライパンを軽く洗ってラードを小指の先位載せます。元祖のお店では先程のオペレーションで肉にもフライパンにもラードが付いてますが、家庭料理の場合このタイミングでラードを載せます。

 そして豪快に切ったネギと先程の豚肉を投入して軽く炒めます。

 更に先程の特製タレを40cc程振りかけ軽く炒めたら丼ぶりのご飯の上に盛り付けます。ここではタレが温まればいい位で、念入りに炒める必要はありません。さっと全体にタレが付いたら引き上げても良いです。そしてタレはご飯への味付けにも使いますので、残ったタレも全てご飯の上に一緒に載せます。ここでの注意点はニンニクが沈殿しない様にタレをかける前にボトルをよく振って下さい、実店舗でも必ず振っています。

 肉の中央には卵ポケットを作ります。

 卵を中央に落として完成です。

 ニンニク醤油ダレが食欲をそそりますので、豪快に掻き込むように食べます。米粒は一粒たりとも残してはいけません!

 「スタ丼」と「すた丼」の違いですが、国立、国分寺で店舗展開していた先代オーナーが亡くなった時、弟子3人に3つの店舗をそれぞれ譲ったと聞きます。

 そして冒頭の写真の様に西国立の店舗は当時と変わらない姿で暖簾を守り、他の店舗を譲り受けたオーナーはその後チェーン展開してその時に「伝説のすた丼」と表記を平仮名にしています。

 余談ですが、ダイショーからはチェーン店の名を冠したタレが発売されていたりします。こちらは手軽にお店の味を再現出来ます。


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