ます寿司屋ヒロ助が作る「富山ブラックラーメン」のキット

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by DOLLMAN SENOO · 公開済み 2023年10月26日 · 更新済み 2024年1月6日

　富山のブラックラーメンは真っ黒いスープのご飯のおかずになるラーメンです。富山の大喜（現在の西町大喜）がルーツとも言われていますが、この富山ブラックラーメンを手軽に自宅で再現できるキットです。また送料無料のセットもありますので、手軽に頼めるのも魅力です。

　私がいつも注文するのは3食入りです。この様にメール便で送られてきますが、常温でも2週間、冷蔵庫でなら約1月持ちますので安心です。

　中は1食ずつパックされており、簡単な説明書も付いていますので初めてでも失敗無しで作れます。麺に濃縮スープは当たり前ですが、富山ブラックラーメンに必須のブラックペッパーがかやくとして入っているのがポイントが高く、「分かっていらっしゃる！」という感想です。

　それでは商品を説明する前に富山ブラックラーメンの発祥とされている「西町大喜」のブラックラーメンの写真を見て頂きます。真っ黒いスープの上には刻みチャーシュー、メンマ、ネギがたっぷり盛り付けられています。濃い味のこのラーメンをおかずに白飯を食べてお腹をいっぱいにします。

　西町大喜については下の記事で紹介しています。

　冒頭ご紹介したキットをベースに刻みチャーシュー、メンマ、ネギを載せてみました。味は地元より少しマイルドに作られていますが、それでも一般的なラーメンよりはかなり塩辛いです。個人的にはブラックラーメンを思い出させて貰えて、食べやすい感じで定期的に食べたくなる味です。

　地元の人に聞いた話ですが、同じ西町大喜でも本店とマルシェでは味が異なるとか。本店は分かっている人しか来ないので、昔ながらのパンチある味、マルシェは初めて食べる観光客も多いので若干マイルドだそうです。

　ラーメンではなくおかずなので、やはりご飯は必須です。現在は西町大喜でもご飯は別売りですが、おおらかな昭和時代は自宅から御飯を持ってきて食べているのが普通だったとか、そんなエピソードも残っています。

　また西町大喜ではご飯を除いたら唯一のトッピングである生玉子もおススメです。別容器に溶いておいてすき焼きの玉子の様に濃い味の付いた麺を絡めて食べます。醤油味と生玉子ですから合わない筈がない！醤油辛さが低減されマイルドで美味しい味になります。

　スーパーで販売している生麺ラーメンを作る感覚で簡単に富山ブラックラーメンが楽しめます。「また食べたいけど、富山に行く時間がない」「富山へブラックラーメンを食べに行く予行演習に」など色々使えます。単純に「興味があるから食べてみる」も勿論アリです。